[ランプの強度]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスでは、フォトメトリック光源のランプの明るさを修正します。

「ランプの強度」とは、光度、つまり特定方向の光の強さを表します。

強度

希望する光量を入力するのに使用します。

単位

強度の単位を指定します。次の中から選択します。

• [強度(カンデラ)]: カンデラ(cd)単位で測定された光度です。光源で発生する特定方向の光量を指定します。
• [光束(ルーメン)]: ルーメン(lm)単位で測定された光束です。方向を考慮せずに、光源で発生する合計光量を指定します。通常、この情報はランプの製造元が提供します。数学的には、光束は球面を覆う光度の積分です。光束の計算は、配光によって異なります。強度が一定である点光源の場合、光束は単純に強度と球の立体角の積(4 π x 強度)です。スポット ライトの場合、光束は強度と、ホットスポット円錐の立体角にフォールオフ領域の増分立体角を加えた値との積です。配光光源の場合、分析的な計算式はありません。光束は、配光データ ファイルに規定された強度を数値積分することで得られます。
• [照度(ルクス)]: 照度は、ルクス単位で測定され、サーフェスに到達する光量(面積あたりの光束密度)を表します。このオプションが選択されている場合は、_[距離]_フィールドが使用可能になります。
• [ワット数(ワット)]: 光源が消費する電力の計測値。このオプションが選択されている場合は、_[エネルギー消費効率]_フィールドが使用可能になります。

距離

照度は、光源からサーフェスまでの距離によって変化します。このフィールドを使用して、値を調整します。

[有効性]

光源によって生成された光量(ルーメン単位で測定された光束)と、その光量を生成するのに消費されたエネルギー量(ワット単位で測定)の比率です。

ポインティング デバイス: [Autodesk レンダリング]ウィンドウ > [光源]タブ > [一般]領域 > [ランプの強度]