[パフォーマンス]ページ

このページで説明するオプションは、Navisworks のパフォーマンスを最適化するために使用します。

メモリの制限

自動

使用可能な最大メモリを Navisworks が自動的に決定するかどうかを示します。このチェック ボックスをオンにすると、メモリの上限が、使用可能な物理メモリまたはアドレス空間の最小値から、オペレーティング システムに必要な分を引いた値に設定されます。

制限(MB)

Navisworks が使用できる最大メモリを指定します。

重複項目を合成

これらのオプションは、一致する項目のインスタンスを重複して作成することにより、パフォーマンスを改善します。Navisworks はすべての項目をメモリに保存するのではなく、同じ項目があった場合はそのうちの 1 つのインスタンスだけを保存し、そのインスタンスを他の位置に「コピー」します。これは特に、大規模なモデルで、重複するジオメトリが多数存在する場合に有利です。

変換時

このチェックボックスをオンにすると、CAD ファイルが Navisworks 形式に変換されるときに重複項目が合成されます。

追加時

このチェックボックスをオンにすると、現在開かれている Navisworks ファイルに新しいファイルが追加されたときに重複項目が合成されます。

ロード時

このチェックボックスをオンにすると、ファイルが Navisworks にロードされたときに重複項目が合成されます。

NWF 保存時

このチェックボックスをオンにすると、現在のシーンが NWF ファイル フォーマットで保存されたときに重複項目が合成されます。

ロード時

変換時に省略

ネイティブ CAD ファイルが Navisworks に変換されるときに、[選択ツリー]のツリー構造が指定されたレベルまで折りたたまれます。次のオプションから選択します。

これは構造/プロパティよりもパフォーマンスを優先したい場合に使用でき、論理構造を切り詰めることでストリーミングを改善できるという利点もあります。

注: Navisworks はできるだけ少ない数に項目を折りたたもうとしますが、場合によってはモデルの正確性を維持するために折りたたみができないこともあります。たとえば、項目が独自のプロパティやマテリアルを持つ場合は、折りたたむとその情報が失われるため、折りたたみは行われません。

読込中の NWC/NWD ファイルを閉じる

NWC および NWD ファイルがメモリにロードされた後で閉じられるかどうかを示します。

NWC/NWD ファイルを開くと、Navisworks はファイルを編集用にロックします。このチェックボックスをオンにすると、Navisworks は NWC または NWD ファイルのメモリへのロードが終わるとすぐにファイルを閉じます。このため、ファイルを表示している場合も、他のユーザがそのファイルを開いて編集することができます。

パラメトリック プリミティブを作成

このチェックボックスをオンにすると、パラメトリック モデル(頂点でなく数式で記述されたモデル)を作成できるようになります。

このオプションを使用すると、見栄えの向上、レンダリングの高速化、メモリの使用量の削減(特に、大量のパラメトリック データが含まれる DGN ファイルや RVM ファイルをロードする場合は、Navisworks で頂点に変換する必要がなくなるため)が可能になります。

注: このオプションの変更は、次にファイルをロードまたはリフレッシュしたときに有効になります。

ロード時に最適化

このチェックボックスをオンにすると、NWD および NWC ファイルをロードするときに、重複するマテリアルが削除されます。これにより、メモリ使用量が削減され、ソフトウェアのクラッシュを防ぐことができます。

テンポラリ ファイルの場所

自動

Navisworks がユーザのテンポラリ フォルダを自動的に選択するかどうかを示します。

場所

をクリックして[フォルダを参照]ダイアログ ボックスを開き、使用するテンポラリ フォルダを選択します。