[パフォーマンス]タブ

このタブは、Navisworks のパフォーマンスに関連するオプションを調整するために使用します。

注: [クリップ平面]および[裏面]のオプションは 3D モデルの場合にのみ使用できます。

クリップ平面

近景

自動

このラジオ ボタンをオンにすると、Navisworks は近接クリップ平面の位置を自動的にコントロールして、モデルの表示を最適化します。[距離]ボックスは使用不可になります。

拘束

このラジオ ボタンをオンにすると、近接クリッピング平面が[距離]ボックスに設定された値に拘束されます。

指定された値を使用するとパフォーマンスに影響する(たとえば、モデル全体が表示されなくなる)場合、Navisworks はその値を使用せず、近接クリッピング平面の位置を必要に応じて調整します。

固定

このラジオ ボタンをオンにすると、近接クリッピング平面が[距離]ボックスに入力された値に設定されます。

距離

拘束モードではカメラと近接クリッピング平面の位置間の最も遠い距離、固定モードではカメラと近接クリッピング平面の位置間の正確な距離を指定します。

注: カメラと近接クリッピング平面の間には何も描画されません。自動モードをオーバーライドする場合は、データが表示されるようにこの値を十分小さく設定してください。また、1 より小さい値を使って自動モードをオーバーライドすると、予測できない結果が生じるおそれがあります。

遠景

自動

このラジオ ボタンをオンにすると、Navisworks が遠方クリップ平面の位置を自動的にコントロールして、モデルの表示を最適化します。[距離]ボックスは使用不可になります。

拘束

このラジオ ボタンをオンにすると、遠方クリッピング平面が[距離]ボックスに設定された値に拘束されます。

指定された値を使用するとパフォーマンスに影響する(たとえば、モデル全体が表示されなくなる)場合、Navisworks はその値を使用せず、遠方クリッピング平面の位置を必要に応じて調整します。

固定

このラジオ ボタンをオンにすると、遠方クリッピング平面が[距離]ボックスに入力された値に設定されます。

距離

拘束モードではカメラと遠方クリッピング平面の位置間の最短距離、固定モードではカメラと遠方クリッピング平面の位置間の正確な距離を指定します。

注: この平面より遠くには何も描画されません。自動モードをオーバーライドする場合は、データが含まれるようにこの値を十分大きくしてください。また、遠方クリッピング平面と近接クリッピング平面の比を 10000 より大きくすると、望ましくない結果が生じることがあります。

速度

フレーム レート

[シーン ビュー]でレンダリングされる秒毎のフレーム数(FPS)を指定します。

既定の設定は 6 です。フレーム レートは、1 秒あたり 1~60 フレームの範囲内で設定できます。値を小さくすると対象から外される量は減りますが、ナビゲーション中の動きが不安定になる場合があります。値を大きくするとナビゲーションはスムーズになりますが、対象から外される量が増えます。

ヒント: 既定値に戻す場合は、[既定値]ボタンをクリックします。

詳細

裏面

すべてのオブジェクトに対して裏面カリングをオンにします。次のオプションから選択します。

ヒント: 一部のオブジェクトが透過して見える場合、または一部のオブジェクト部分が欠落している場合は、裏面カリングをオフにします。
ヒント: 既定値に戻す場合は、[既定にリセット]ボタンをクリックします。

エリア カリング

エリア カリングを使用するかどうかを指定します。

オブジェクトをカリングする基準ピクセル数

オブジェクトがカリングされる基準となる、画面領域のピクセル数の下限値を指定します。たとえば、この値を 100 ピクセルに設定すると、モデル内のオブジェクトのうち描画サイズが 10x10 ピクセルより小さいものはすべて破棄されます。