Areabook が高さの線分によって屋根の下にあるサブエリアを認識および計算する方法について説明します。
Areabook によって屋根の下にある部屋のサブエリアが検出、計算、およびラベル付けされます。高さの線分に対するサブエリア データを表示するには、次のように操作します。
- [Quantification] タブ
[Areabook
Extension]パネル
(Edit Room)をクリックします。
- 作図領域で、部屋を選択します。
- [Edit/View Room Properties]ダイアログで、[Subarea]タブを選択します。

例 1: 1.50 m の位置に 1 つの高さの線分があるサブエリア タグ。

例 2: 1.00 m と 2.00 m の位置に 2 つの高さの線分があるサブエリア タグ。
- Main Area: その部屋のサブエリア データを示しています。
- Roof 1: 1.00 m の高さの線分より下側のエリアに該当するサブエリア データを示しています。このエリアはメイン エリアから減算されます(計算係数 0%)。
- Roof 2: 1.00 m と 2.00 m の高さの線分の間にあるエリアに該当するサブエリア データを示しています。このエリアは居住面積の 50% として計算されます。
- Roof 3: 2.00 m の高さの線分より上側のエリアに該当するサブエリア データを示しています。このエリアは居住面積に追加されます。既定ではこのエリアは Ignore に設定されているため、このダイアログでは読み取り専用です。したがって、サブエリア値がメイン エリアから減算され、部屋タグで結果が正しく計算されます。サブエリアの実部屋面積を集計すると、NRA の結果がメイン エリアに対応していることを確認できます。