Revit.ini のその他の設定

Revit.ini ファイルの[Misc]セクションの設定は、さまざまな Revit の動作をコントロールします。

AreaBoundaries_ApplyAreaRules

[エリア規則を適用]の設定が有効になっている場合は、エリア境界線はそのエリアのエリア タイプのインスタンス パラメータ値に基づいて配置されます。「エリア境界」を参照してください。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効、1 = 有効(既定)

[Misc]
AreaBoundary_ApplyAreaRules=0

DisableBackgroundProcesses

バックグラウンド処理を無効にします。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

注: バックグラウンド処理が無効になっている場合は、ステータス バーのバックグラウンド処理アイコンに警告アイコンが表示されます。
注: Revit.ini ファイルで「DisableBackgroundProcesses」が 1 に設定されている場合、バックグラウンド プロセスを使用して PDF ファイルを書き出すことはできません。この値を 0 に設定すると、PDF ファイルを書き出す際に[バックグラウンド書き出し]が選択できるようになります。詳細については、「PDF のバックグラウンド書き出し」を参照してください。

DisableCaBaGGe_3

CaBaGGe_3 フレームワークを無効にします。CaBaGGe (Camera Based GRep Generation)を有効にすると、非常に詳細な Revit モデルをすばやくナビゲートできます。ユーザ側に表示されない部分に時間が消費されないためです。画面移動、ズーム、ビューなどの操作にかかる時間が気になる場合は、CaBaGGe を無効にしてください。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

DisableMyInsights

Revit のホームに[マイインサイト]タブを表示するオプションです。Revit のマイインサイト

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 有効(既定)、1 = 無効

DisableProductFeedback

Revit セッションの終了時に製品フィードバックのアンケートが表示されないようにします。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

DisableRoomAreaSpaceAutomaticLeader

部屋、エリア、またはスペースのタグが部屋、エリア、またはスペースの境界の外に移動された場合に警告メッセージが表示される、従来の動作を保持するオプションを提供します。警告メッセージは、タグが境界の外側に移動された場合、タグの内容を表示するために引出線を有効にする必要があることを通知します。

新しい(既定の動作)により、部屋、エリア、またはスペースのタグが境界の外側に移動された場合に、引出線が自動的にタグを表示するようになります。

タイプ = 整数型

有効な値: 0 = 無効、1 = 有効

EnableHeatingAndCoolingLoads

[解析]タブに[冷暖房負荷]コマンドを表示します。冷暖房負荷ツールを使用する機能を有効にすると、旧バージョンの Revit と同様に、空調システムゾーンを追加して編集できます。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

注: [機械解析ツール]オプションは、[オプション]ダイアログの[ユーザ インターフェイス]タブで有効にする必要があります。

EnableParametersService

パラメータ サービスの出力を表示します。Revit でパラメータ サービスを使用する

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効、1 = 有効(既定)

EnableWeatherInLocation

[場所および敷地]ダイアログに[気象]タブを表示します。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

InContextSpellCheck

コンテキスト内でのスペル チェックを有効にします。文字注記内のスペルをチェックする

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効、1 = 有効(既定)

IgnoreDeletionOfRequiredSettings

見つからない必須の内部設定に関連するカスタマ エラー報告(CER)のダイアログ、ブロックされたトランザクション、修復のダイアログをすべて非表示にします。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

InterprocessFilePath

Revit のメイン プロセスとワーカー プロセスの間のプロセス間キャッシュ ファイルを格納するパスを再設定します。指定したパスを作成できない場合、パスは既定値に設定されます。

タイプ = 文字列

既定値: C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Autodesk\Revit\interprocess

LinkToposolidMaxPointThreshold

リンクされた地形ソリッド要素の作成に使用する点の最大数。地形リンク

タイプ = 整数

有効な値: 10,000 ~ 50,000、20,000(既定)

LoadAutodeskFamilyHideContentDownloadBanner

[Autodesk ファミリをロード]を使用して 50 を超えるファミリをロードする場合に、パフォーマンスの低下に関するメッセージを表示しないようにします。Autodesk ファミリをロードについて

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

NativeToposolidMaxPointThreshold

地形ソリッド要素の作成に使用される点の最大数。地形ソリッドについて

タイプ = 整数

有効な値: 10,000 ~ 50,000、20,000(既定)

ShowLoadAutodeskFamily

リボンの[Autodesk ファミリをロード]ボタンの表示をコントロールします。Autodesk ファミリをロードについて

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効、1 = 有効(既定)

ShowProjectsAllVersions

すべての Revit バージョンのプロジェクトを表示します。現在の実行中のバージョン以外の Revit バージョンのプロジェクトは、無効な状態で表示されます。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効(既定)、1 = 有効

UseUDAHomeAsDefault

新しい Revit ホームを設定します。

タイプ = 整数

有効な値: 0 = 無効、1 = 有効(既定)

サンプル

[Misc]
DisableCaBaGGe_3=1
DisableProductFeedback=0
EnableRenameOnSlowDoubleClickByDefault=0
IgnoreDeletionOfRequiredSettings=1
ShowLoadAutodeskFamily=1
[CloudModel]
ShowProjectsAllVersions=1
·
[Misc]
UseUDAHomeAsDefault=1