ビデオ: エネルギー設定

モデル内のエネルギー解析に使用される既定のエネルギー設定を変更する方法について理解します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. エネルギー解析のモードを設定する。
  2. 基本的なエネルギー設定を修正する。
  3. エネルギー詳細設定を修正する。

トランスクリプト

プロジェクトのエネルギー設定によって、プロジェクトのエネルギー モデルを最初に合理化する方法をコントロールすることができます。プロジェクト レベルのコントロールによって基本的なエネルギー モデルが作成され、これをカスタマイズすることで特定のプロジェクト要件を満たすことができます。​

[解析]タブで、[エネルギー設定]をクリックします。[モード]の設定は、最も重要な設定であり、解析にどのジオメトリを使用するかをコントロールします。モデルにコンセプト マスが含まれていない場合は、[モード]を[建物要素を使用]に設定します。コンセプト マス要素をモデリングし、それをエネルギー解析に含める場合は、他の 2 つのモードが使用されます。この例では、モデルに建物要素とコンセプト マスの両方が含まれ、追加が可能であるため、[コンセプト マスと建物要素を使用]を選択します。ほとんどの場合、他のパラメータでは、既定の設定で正確なエネルギー モデルが生成されます。

スペース分割値とサーフェス分割値の設定は、スペースとサーフェスを解析用に分割する方法に影響を与えます。分割値を高くすると、より正確な結果が生成されることがありますが、エネルギー モデルの作成と解析の処理時間に影響を与える可能性があります。ほとんどの場合、既定値を使用すると、良好なパフォーマンスとなるように調整された正確な結果が生成されます。特定の要件がない場合は既定値を変更しないことをお勧めします。

[ペリメータ ゾーンの奥行き]および[ペリメータ ゾーンの区分]の設定は、解析でコンセプト マスに明示的に関連付けられています。これらの設定は、モデル内でマスを解析スペースに分割する方法をコントロールします。

[詳細]見出しの下で、[編集]をクリックして追加の設定を変更します。ほとんどの場合、詳細設定を変更する必要はありません。

[詳細モデル]セクションで設定を追加して、モデルの解析スペースの開口部の条件をコントロールします。たとえば、[グレージングの割合]のパラメータを 50% から 75% に変更すると、解析モデル内の開口部のサイズが大きくなります。

できる限り建物と一致する建物タイプを使用します。想定される稼動スケジュールと HVAC 情報を設定します。

マテリアルのプロパティおよび断熱プロパティを使用して、壁や窓などの建物要素の想定される構成をコントロールします。[詳細化された要素]をオンにすることで、Revit ファミリで使用されるマテリアルの実際の断熱プロパティが使用されます。モデルのコンセプト マス要素には[コンセプト タイプ]が使用されます。​

[エネルギー設定]ダイアログを使用して、建物のエネルギー パフォーマンスについての基本的な前提条件をプロジェクト レベルで設定します。