エネルギー解析を実行する際、スペースの稼働スケジュールを使用します。
この動画では、次の操作について説明します。
デザインでエネルギー解析を実行する場合は、スペース要素に稼働スケジュールを組み込んで、解析の精度を高めるようにしてください。占有、動力、照明などの要因に割り当てることができる稼働スケジュールは、スペース要素に割り当てられます。このビデオでは、既定の稼働スケジュールを割り当ててカスタマイズしたスケジュールを作成する方法を説明します。
稼働スケジュールは、スペース タイプに応じて適用されます。まずモデルに配置されているスペースを選択して、[プロパティ]パレットで[スペース タイプ]パラメータを見つけます。ダイアログ ランチャーをクリックして、[スペース タイプ設定]ダイアログを開きます。ここでは、スペースに割り当てることができる既定のスペース タイプの範囲を確認します。たとえばコミュニティの集まるスペースを設計する場合、[観客/座席エリア - 宗教施設]を選択します。
右側のパネルで、エネルギー解析中にこの特定のスペース タイプに使用される値を確認します。これには、占有、照明、動力のスケジュールが含まれます。ここでのタスクは、使用されている占有スケジュールを確認または修正することです。占有スケジュールのパラメータの横にあるダイアログ ランチャーをクリックします。
[スケジュール設定]ダイアログで、[大型集会ホール]によって各曜日の占有スペースが考慮されていることが分かります。日ごとの設定を選択すると、各時間の予想される占有が表示されます。
このチュートリアルでは、このスペースのカスタム占有スケジュールを作成します。[年計画]にある[新規作成]アイコンをクリックして、「日曜サービス」という名前を付けます。この後、新しい日スケジュールを作成します。[新規作成]アイコンをクリックし、「サービス曜日」という名前を付けます。提供されたテーブルに時間ごとの占有を設定できます。
日付を選択した状態でカレンダーをクリックしてドラッグし、ハイライト表示された曜日に日スケジュールを割り当てます。この場合、年間のすべての日曜日が選択され、その年の他の日は[オフ]が選択されます。[OK]をダブルクリックして、スペースにスケジュールを割り当てます。
ほとんどの場合、スペースの用途に合った既定のスケジュールが表示されます。ただしそうでない場合は、スケジュールをカスタマイズして、スペースがデザインで使用される方法を正確に表すことができます。