解析モデルから物理モデルへの変換の自動化をカスタマイズし、プロジェクトの特徴に基づいて結果を拡張します。
[建物の解析要素から物理要素]を使用すると、解析要素の変更に基づいて物理モデルを更新できます。
解析用モデルから物理モデルを作成する
解析用モデルから物理モデルを作成するプロセスの、Dynamo プレーヤを使用した自動化にはオプションがいくつかあります。
入力
- [解析要素を選択]: 物理要素を作成する解析要素を選択します。建物全体の物理要素を作成する場合は、すべての解析要素を選択します。
- 要素間に既定の接合部を生成: Revit では、構造要素をその交点で接合できます。作成時にこのオプションの有効/無効を設定できます。
- 壁と床に開口部を作成: 解析用開口部に基づいて、構造要素に開口部を自動的に作成します。
残りのオプションは、解析用モデルの変更に基づいて物理モデルを更新するために使用します。
出力セクションには、自動化プロセスの結果のリストが表示されます。リストは、「構造フレームと柱」および「壁と床」の2つのセクションに分かれています。
解析用モデルの変更に基づいて物理モデルを更新する
解析用モデルで行われた変更に基づいて物理モデルを更新するプロセスの、Dynamo プレーヤを使用した自動化にはオプションがいくつかあります。
入力
- [解析要素を選択]: 物理要素を更新する解析要素を選択します。建物全体の物理要素を更新する場合は、すべての解析要素を選択します。
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[関連付けられた物理要素のジオメトリを更新]: 解析要素の位置の変更を更新に含めるかどうかを選択できます。[真]に設定すると、要素の位置が更新されます。[偽]に設定すると、物理要素の位置は変更されず、対応する解析要素の位置の変更は無視されます。
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関連付けられた物理要素のパラメータを更新: 解析要素のパラメータ(断面タイプ/厚さおよびマテリアル)に加えられた変更を更新に含めるかどうかを選択できます。[真]に設定すると、要素のパラメータが更新されます。[偽]に設定すると、物理要素のパラメータは変更されず、対応する解析要素のパラメータの変更は無視されます。
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更新の際に、関連付けられた物理要素の接合部の設定を保持: Revit では、構造要素をその交点で接合できます。このオプションで、物理構造要素に適用された現在の接合設定を更新時に変更せずに保持するかどうかを選択できます。[偽]に設定した場合、[要素間に既定の接合部を生成]の設定が考慮されます。
- 要素間に既定の接合部を生成: Revit では、構造要素をその交点で接合できます。作成時にこのオプションの有効/無効を設定できます。
- 壁と床に開口部を作成: 解析用開口部に基づいて、構造要素に開口部を自動的に作成します。
残りのオプションは、解析用モデルの変更に基づいて物理モデルを更新するために使用します。
出力セクションには、自動化プロセスの結果のリストが表示されます。リストは、「構造フレームと柱」および「壁と床」の2つのセクションに分かれています。