レポート パラメータは、ファミリ モデル内で特定の寸法によって決定される値を持つパラメータ タイプです。
レポート パラメータはジオメトリ条件から値を抽出し、その値を使用してデータを式にレポートしたり、集計可能なパラメータとしてレポートします。
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レポート パラメータとして使用可能なものは、長さ、半径、角度、および弧長寸法です(弧長寸法はレポート パラメータとしてのみラベル付けできます)。
注: 面積はレポート パラメータとして使用できません。 - レポート パラメータは、ファミリが配置されたファミリ インスタンス（カーテン ウォール、ドアや窓のフレームが取り付けられる壁の幅など）から得られる情報に基づいて更新される外部参照によって決定される際に役立ちます。
- ジオメトリが個々のファミリ インスタンス配置の特定の条件に依存する外部参照の場合、レポート パラメータを使用することにより、ファミリ パラメータで寸法値を保存してレポートすることができます。
- レポート パラメータは、寸法の参照先がファミリ内のホスト要素(レベル、カーテン パネル境界参照面など)である場合のみ式が使用できます。寸法のいずれかの参照先がファミリ ジオメトリの場合、寸法はレポート パラメータでラベル付けできますが、このパラメータを計算式で使用することはできません。
共有プロジェクト パラメータは、作成時に、[パラメータ プロパティ]ダイアログでレポート パラメータとして指定できます。
たとえば、次に示すように、パターン別カーテン パネルで、4 つの長さと 4 つの角度の寸法に対するレポート パラメータを作成できます。
プロジェクトにパターン別カーテン パネルを配置すると、次に示すように、パネルを選択してインスタンス プロパティにレポート パラメータを表示することができます。
注: カーテン パネルでは、レポート パラメータの使用は制限されていません。たとえば、レポート パラメータを使用して、ドアおよびウィンドウのファミリを再構築できます。
レポート パラメータの作成後に、集計表を作成してデータをレポートすることも可能です。
次に示す集計表では、すべてのカーテンウォール パネルに対して 4 つの角度と 4 つの長さの寸法を持つパラメータがレポートされています。
