異なるノード タイプ

シーングラフ内のさまざまなノード タイプについて説明します。

重要:

お使いの VRED とビデオを収録した VRED とではバージョンが異なる場合があります。更新された手順については、次のビデオ キャプションを参照してください。

[詳細を確認]アイコン ノード タイプの追加情報については、以下を参照してください。

ビデオ キャプション: このチュートリアルでは、Autodesk VRED Professional のさまざまなノード タイプについて、いくつかの機能の詳細を示す例を使用して説明します。ここでは、右クリックして表示される[シーングラフ]メニューを使用します。

クイック アクセス バーを使用してシーングラフを開きます。エディタ内で右クリックして、[シーングラフ]メニューを呼び出します。[作成]サブメニューには、構造化されたワークフロー プロセスに不可欠なさまざまなノードが用意されています。

グループ ノードは、複数のオブジェクトで構成されます。これにより、グループ内のすべてのオブジェクトを一度に選択し、変換することができます。これらのオブジェクトのいずれかを変換すると、グループ ノードはトランスフォーム ノードと呼ばれる特殊なタイプに自動的に変更されます。

以下では、サンプル シーンのタイヤとホイールをグループ化して、データを適切に構造化します。その後、マテリアル グループを作成して、その機能に習熟します。

2 つのグループを作成し、名前を RimTire に変更します。検索バーに「Wheels」と入力して、Wheels グループを見つけます。両方のグループを選択し、Wheels グループにドラッグ アンド ドロップして、このグループに従属させます。

検索バーに「tires」と入力して、すべてのタイヤを選択します。次に、それらを Tire グループにドラッグ アンド ドロップします。次に、検索バーに「Rims」と入力します。選択したリムを Rim グループ ノードにドラッグ アンド ドロップして、選択したリムを従属させます。

では、これらのノードの一部を閉じて、シーングラフの表示を簡略化してみましょう。次の手順では、Wheels グループ ノードを選択した状態で右クリックし、[作成] > [マテリアル グループ]を選択してマテリアル グループを作成します。このマテリアル グループに Tire グループをドラッグ アンド ドロップして、従属させます。

マテリアル グループに割り当てられたマテリアルがすべての従属オブジェクトに転送されます。ジオメトリの元のマテリアルは一時停止されますが、削除されません。これをより簡潔に説明するために、クイック アクセス バーを使用してマテリアル エディタを開いてみましょう。

グループ プレビュー内で右クリックし、[マテリアルを作成] > [プラスチック]を選択して、新しいプラスチック マテリアルを作成します。マテリアルは未処理の状態のままにします。プラスチック マテリアルの割り当てに伴うタイヤ マテリアルの変化を確認するために、これらのノードのチェックを外して、シーングラフ内の不要なジオメトリを非表示にしてみましょう。

次に、マウスの左ボタンで、作成したマテリアル グループにプラスチック マテリアルをドラッグします。ご覧のように、タイヤ マテリアルが、新しく割り当てられたプラスチック マテリアルに変わります。

Tire グループを選択し、マテリアル グループの横に移動します。マテリアル グループから Tire グループを削除したため、Tire グループは従属しなくなり、元のジオメトリに割り当てられたマテリアルが使用されます。では、マテリアル エディタを閉じて、非表示のジオメトリを表示してみましょう。

以下では、Autodesk VRED がジオメトリのさまざまなバリアントを作成するために提供する機能について説明します。そのために、ジオメトリの可視性をコントロールするスイッチ ノードを使用します。このノードは、従属するオブジェクトを表示状態にして、その他のオブジェクトを非表示状態にします。この機能の例を示すために、左前ホイールのスイッチ ノードを作成します。

最初に、別のジオメトリが必要です。この場合は、既に読み込まれているホイールのバリエーションになります。シーングラフで Wheels グループ ノードを選択し、右マウス ボタンをクリックして、[作成] > [スイッチ]を選択します。ノードの名前を Rim_Switch_FL に変更します。Rim グループ ノードを選択します。検索バーの右側にある [選択範囲内を検索] アイコンをクリックし、検索フィールドに「FL」と入力して[Enter]キーを押します。選択内容を Rim_Switch_FL にドラッグ アンド ドロップします。

ここで、[Multispoke]グループの FL リムをスイッチに追加してみましょう。ご覧のとおり、両方のリムはスイッチに従属しています。[バリアント]モジュールを使用して、どのバリエーションを表示するかを Autodesk VRED に指示します。

メイン メニューで、[シーン] > [バリアント]を選択します。Rim_Switch_FL ノードを表示するには、スイッチ ノードを[バリアント]モジュールにドラッグ アンド ドロップします。もう 1 つの方法として、[バリアント]モジュール内で右クリックして[バリアント]メニューにアクセスします。[クリア]を選択した後、[すべて作成]を選択します。作成したスイッチ ノードのプロパティが表示されます。モジュールの右下の領域でバリエーションをダブルクリックすると、バリエーションを切り替えることができます。現在選択されているバリエーションが表示状態になり、選択されていないバリエーションが非表示状態になります。