既存のカスタム オブジェクト インスタンスを修正する方法は複数あります。これらの修正は、インスタンスに対して行われ、定義全体に加えられるものではありません。
たとえば、「ジョンの設計をレビュー」などといった特定のタスクに対して行われた編集は、タスク定義全体に対しては適用されません。カスタム オブジェクトに対して使用可能なコマンドおよび各機能の簡単な説明の一覧は下記の通りです。
カスタム オブジェクト インスタンス上で[チェックイン]を選択すると、リンクされたデータすべてに関連付けられているすべてのファイルを集めます。カスタム オブジェクトにファイル、フォルダ、アイテム、変更管理へのリンクがある場合、そのリンクされたデータに関連付けられているファイルが集められ、チェックインされます。
カスタム オブジェクト上で[取得/チェックアウト]を選択すると、カスタム オブジェクト内のリンクに関連付けられているファイルがダウンロードされ、必ずではありませんがチェックアウトされます。カスタム オブジェクトにファイル、フォルダ、アイテム、変更管理へのリンクがある場合、そのリンクされたデータに関連付けられているファイルが集められ、ダウンロードおよびチェックアウトされます。
チェックインやチェックアウトと同様にチェックアウトを取り消しコマンドは、カスタム オブジェクトにリンクされたデータに関連付けられたファイルに対して必要なチェックアウトを取り消します。
[カテゴリを変更]コマンドはカスタム オブジェクトに新規カテゴリを割り当てます。同じ定義のカスタム オブジェクトへのリンクを、[カテゴリを変更]ダイアログで含めることが可能です。
カスタム オブジェクトではステータスを変更することが可能で、その場合には同じ定義タイプへのリンクについても関係します。たとえば、[タスク]カスタム オブジェクトが定義されている場合、そしてタスクのインスタンスが他にタスクへのリンクを持っている場合、リンクされたタスクすべてを、[ステータスを変更]の操作に含めることができます。
定義およびインスタンスに割り当てられているロールと権限によって許可されている場合、カスタム オブジェクトのインスタンスを削除できます。そのインスタンスへのリンクにより、削除するか確認を求めるダイアログがプロンプト表示されます。
カスタム オブジェクトは、[名前変更]コマンドで名前を変更できます。カスタム オブジェクトについて使用されるダイアログは、[フォルダの名前変更]コマンドの機能に似ているものです。
[移動]コマンドは、ユーザをリンクのソースに移動します。カスタム オブジェクトへのリンクでこのコマンドが選択されると、リンクのソースにユーザが移動されます。
このコマンドを選択すると、カスタム オブジェクトの一般プロパティおよびセキュリティ ダイアログが設定されます。ここにおいて、[セキュリティのオーバーライド]をインスタンスに適用できます。