ファイルの予約を削除する

チェックアウトしたファイルは予約されます。ファイルが予約されると、元のユーザがファイルを Vault にチェックインするか、チェックアウトを取り消さない限り、他のユーザはファイルをチェックアウトできなくなります。管理者は、別のユーザにチェックアウトされたファイルの予約を削除することができます。これにより、他のユーザは Vault でこのファイルを使用できるようになります。チェックアウトの取り消しは、現在のユーザのファイルに対象が制限されます。一方、ファイルの予約の削除は、任意のユーザにチェックアウトされたすべてのファイルを対象に管理者が実行することができます。たとえば、あるユーザが会社を退職したり休暇を取って、そのアカウントにファイルがチェックアウトされたままになっているとします。この場合、管理者は他のユーザが再びファイルを使用できるようファイルの予約を削除することができます。このアクションを実行するには、管理者である必要があります。

注: ファイルの予約を削除すると、チェックアウトしたユーザが行った変更はすべて破棄されます。

ファイルの予約を削除するには

注: この操作を実行するには、管理者のロールが割り当てられていることが必要です。
  1. メイン ウィンドウで、現在チェックアウトされているファイルを選択します(複数選択可)。
  2. [ファイル] [ファイル コントロール]の順に選択します。
  3. [予約を削除]を選択します。選択したファイルの予約を削除すると、このファイルの変更内容が失われることを通知するメッセージが表示されます。[はい]をクリックして、先に進みます。 

選択したファイルのステータスが更新され、対象のファイルがどのユーザにもチェックアウトされていないことがファイル一覧で示されます。