フォルダの権限をプロパゲートする

アクセス制御リスト

    サブフォルダを持つフォルダのアクセス権限を変更した場合、権限の変更をサブフォルダにプロパゲートするかどうかを選択できます。

  1. [権限のプロパゲーション]ダイアログで、次のオプションのいずれかを選択します。
    • 子フォルダにプロパゲートしない - セキュリティ設定は現在のフォルダのみに使用されます。変更はサブフォルダにプロパゲートされません。
    • 変更のみをプロパゲート(権限の追加) - 現在のフォルダのアクセス制御リストに追加したユーザまたはグループをサブフォルダに追加したり、現在のフォルダのアクセス制御リストから削除したユーザまたはグループをサブフォルダから削除します。現在のフォルダに割り当てられているユーザまたはグループへの変更をすべて、そのユーザまたはグループが同じく割り当てられているすべてのサブフォルダにプロパゲートします。これは、既定の設定です。
    • 完全にプロパゲート(権限の置換) - 現在のフォルダ、および現在のフォルダに含まれるすべてのサブフォルダにアクセス制御リストと権限を使用します。
  2. [OK]をクリックします。

アクセス制御リストをオーバーライドする

    セキュリティ オーバーライドをフォルダに適用すると、同一のプロパゲート オプションがユーザに提供されます。オーバーライドがサブフォルダにプロパゲートされることに注目することが重要です。オーバーライドは、システム アクセス制御リストには適用されていません。

  1. [権限のプロパゲーション]ダイアログで、次のオプションのいずれかを選択します。
    • 子フォルダにプロパゲートしない - セキュリティ設定は現在のフォルダのみに使用されます。変更はサブフォルダにプロパゲートされません。
    • 変更のみをプロパゲート(権限の追加) - 現在のフォルダのアクセス制御リストに追加したユーザまたはグループをサブフォルダに追加したり、現在のフォルダの[アクセス制御リストのオーバーライド]から削除したユーザまたはグループをサブフォルダから削除します。現在のフォルダに割り当てられているユーザまたはグループへの変更をすべて、そのユーザまたはグループが同じく割り当てられているすべてのサブフォルダにプロパゲートします。これが既定の設定です。
    • 完全にプロパゲート(権限の置換) - 現在のフォルダ、および現在のフォルダに含まれるすべてのサブフォルダに[アクセス制御リストのオーバーライド] と権限を使用します。
  2. [OK]をクリックします。