ファイルのプロパティは、別のソフトウェア アプリケーション グループと共有される場合があります。このようなアプリケーションは「コンテンツ プロバイダ」と呼ばれます。サポートしているコンテンツ プロバイダのファイルを作成したり、Vault にマイグレーションする場合、プロパティ名には、プロパティの取得元のアプリケーション グループを示すマーカーが付加されます。異なるアプリケーション グループで同じプロパティが設定されている可能性があるので、マーカーを使用することにより、重複したプロパティを Vault にマイグレーションまたはインポートする場合の管理が簡単になります。たとえば、次のように、[作成者]プロパティが既知のアプリケーション グループごとに 1 つずつ、全部で 3 つ存在する場合などです。
[作成者]ユーザ定義プロパティがこの 3 つのプロパティに同時にマッピングされた場合は、マッピング リストで上位にランク付けされている[作成者(I)]が優先されます。
アプリケーション マーカー |
アプリケーション グループ |
(I) |
Inventor iProperty(.iam、.dwg、.idw、.ipn、.ipt) |
(A) |
AutoCAD ブロック属性(.dwf、.dxt) AutoCAD Electrical(.wdp) |
(標準) |
標準の構造化ストレージのプロパティ(.doc、.dot、.pot、.ppt、.xls、.xlt、.docr、.dotx、.dotm、.docx、.potx、.potm、.pptm、.pptx、.xlsb、.xlsm、.xlxs) |
N/A |
ファイルのプロパティは不明なソースから取得されているか、書き戻しをサポートしていません。 |