ビジュアル化管理

[ビジュアル化管理]オプションによって、Vault 内のデータ ファイルとそれに対応するビジュアル化ファイルの間のリンクを切るコマンドを指定できます。操作の結果、ファイルのバージョンが新しくなった場合、ビジュアル化ファイルへのリンクが削除され、古いビジュアル化ファイルがデータ ファイルに添付されないようになります。

既定では、次のコマンドがビジュアル化ファイルへのリンクを削除します。

リンクを削除するコマンドのオプションがオフの場合、コマンドが実行された時点で、データ ファイルの[ビジュアル化準拠]プロパティが[同期していません]に設定されます。これは、データ ファイルに添付されたビジュアル化ファイルが古いものであり、データ ファイルの内容を正確に表していない可能性があることを示します。データ ファイルを表示したとき、ビジュアル化ファイルが同期されていないという警告が示されます。ビジュアル化ファイルを更新することもできますし、ビジュアル化ファイルが正しいことを手動で確認することもできます。ビジュアル化ファイルが確認されると、データ ファイルの[ビジュアル化準拠]プロパティは[ユーザ確認済み]に設定されます。

ビジュアル化管理

  1. [ツール] > [管理] > [Vault 設定]の順にクリックします。
  2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[ビジュアル化]タブをクリックします。
  3. [コマンド]をクリックします。
  4. [コマンド]ダイアログには、データ ファイルの新しいバージョンを作成するコマンドが一覧表示されます。既定では、すべてのコマンドが、データ ファイルとそれに対応するビジュアル化ファイルの間のリンクを削除するよう設定されます。コマンドの横のチェック ボックスをオフにすると、コマンドが実行されたときにビジュアル化ファイルへのリンクは保持されますが、[ビジュアル化準拠]プロパティは[同期していません]に設定されます。
注: ベストプラクティスとしては、既定の設定を使用して、古いビジュアル化ファイルがデータ ファイルに添付されるのを防止します。[更新]コマンドを使用し、新しいビジュアル化ファイルをパブリッシュおよび添付します。