マッピングの優先順位によって、各プロパティのファイルに書き込まれる順序が決定されます。特定のファイルに書き込まれるプロパティが複数ある場合は、最上位のプロパティが優先します。
プロパティをユーザ定義プロパティ(UDP)にマッピングし、マスター ファイルの値(ファイル プロパティなど)が従属 UDP に書き込まれるようにすることができます。
注: ファイル UDP とアイテム UDPが同じファイル プロパティにマッピングされている場合は、アイテム UDP が優先します。
マッピング設定をインポート、エクスポートする
ファイル プロパティを Vault に追加するには、次の 2 つの方法があります。
- 特定のファイル プロパティ定義はクライアントに付属しているので、既に Vault に組み込まれています。
- Vault にファイルを追加すると、ファイルの新しいプロパティ定義のみが取得されます。ただし、そのファイルが作成に設定されている場合に限ります。それ以外は、Vault の既存のプロパティ定義のみがファイルに作成されます。これにより、外部のプロパティ定義の作成やプロパティの重複が低減されます。
[アクセス]
- [プロパティ定義]ダイアログ ボックスで編集用のプロパティを選択して[編集]をクリックします。
- [マッピング]タブを選択し、プロパティのマッピングを追加または削除します。
新しいマッピングを作成するには
- [エンティティ]列の下にある[*(ここをクリックして新しいマッピングを追加)]フィールド内でクリックします。
- 対象のプロパティ マッピングのエンティティ タイプを選択します。
- [プロバイダ]領域で空白フィールドをクリックし、マッピング先のファイルのコンテンツ プロバイダを選択します。
- [ファイル プロパティ]領域のフィールドでクリックし、[プロパティをインポート]をクリックします。
- プロパティを Vault からインポートするか、ソース ファイルからインポートするかを選択します。
- [ファイルを選択]ダイアログ ボックスで、インポート元のファイルを指定します。[開く]をクリックします。
[プロパティをインポート]一覧が自動的に更新され、指定したソースからインポート可能なプロパティが表示されます。
- [OK]をクリックし、インポートされたプロパティ リストを保存して、マッピングを作成します。
-
[プロパティ リストをクリア]アイコン
をクリックすれば、インポートされたすべてのプロパティをいつでも削除できます。
- [マッピング]タブで[OK]をクリックし、すべての変更を確定して、[プロパティを編集]ダイアログ ボックスに戻ります。
マッピングの優先順位を編集する
リストの上位に配置されているプロパティは、下位のプロパティに優先します。リストの順位を再編成するには、[マッピング]タブで[上へ移動]または[下へ移動]矢印アイコンを使用します。
- [マッピング]タブで、優先順位を変更するプロパティを選択し、必要に応じて[上へ移動]または[下へ移動]矢印アイコンをクリックして、マッピングの優先順位を変更します。
- [OK]をクリックして、すべての変更を確定し、[プロパティ定義]ダイアログ ボックスに戻ります。
注: 従属プロパティは、マッピングされた他のプロパティから値を取得するプロパティです。マッピングされたプロパティ(マスター プロパティ)の値は、従属プロパティに書き込まれます。