AutoCAD で Autodesk® Rendering を使用するには

始める前に

Autodesk® Rendering に図面をアップロードする前に、次に説明するように、AutoCAD で名前の付いたビュー、照明、その他のパラメータを準備する必要があります。

3D ジオメトリ
Autodesk® Rendering は、3D ソリッドと 3D サーフェスを含む AutoCAD 図面専用です。このサービスでは、2D ジオメトリまたはペーパー空間ビューはレンダリングできません。
名前の付いたビュー
Autodesk® Rendering は、AutoCAD で作成した名前の付いたビューを使用してレンダリングを実行します。図面内の名前の付いたビューは、その一部またはすべてをレンダリングすることができます。図面ファイルをアップロードする前に、複数の名前の付いたビューを作成してください。このサービスでは、図面を保存したときの現在のビューポートもレンダリングされます。
日照と上空
日照、上空、地理的位置のプロパティの場合、これらの設定が適用されているビューポートから名前の付いたビューを作成します。名前の付いたビューを作成するときは、必ず[日照と上空]オプション([ビュー プロパティ] [背景])を選択してください。
既定の照明
Autodesk® Rendering では、図面をアップロードする前に AutoCAD でシーンに最低 1 つの標準光源またはフォトメトリック光源を追加しない限り、図面の既定の照明が使用されます。
マテリアル
AutoCAD 2010 の図面の場合、このソフトウェアとともに提供されたマテリアルのみが、レンダリング サービスで適切にレンダリングされます。AutoCAD 2011 以降で作成された図面には、ユーザ独自のカスタム マテリアルを含めることができます。ただし、カスタム テクスチャ ファイルを使用している図面の場合は、e-トランスミット ファイルを作成してこのようなテクスチャ ファイルを含めて、レンダリング サービスがこのようなファイルにアクセスできるようにします。
外部参照
AutoCAD 図面で外部参照(外部参照される図面ファイル)が使用されている場合は、AutoCAD の e-トランスミット機能を使用してこれらのファイルを 1 つのアーカイブ ZIP ファイルにまとめて、アップロードします。
アップロードやレンダリングの時間を最短にする
レンダリングするオブジェクトのみを含む図面のコピーを保存するようにしてください。

AutoCAD 2013 以降からレンダリングする

  1. AutoCAD で図面を開き、[ビジュアライズ]タブ [Autodesk® Rendering]パネル [クラウドでレンダリング]をクリックします。プロンプトが表示されたら、Autodesk Account にサインインします。
    注: 旧バージョンでは、[ビジュアライズ]タブは[レンダリング ]タブと呼ばれていたかもしれません。
  2. [Autodesk® Rendering]ダイアログ ボックスで、[モデル ビュー]、電子メール通知を選択し、[レンダリング開始]をクリックします。
  3. 省略可能: AutoCAD で、[ビジュアライズ]タブ [Autodesk® Rendering]パネル [レンダリング ギャラリー]をクリックして、完成したイメージをレビューしてダウンロードします。