[開始方向]は、[自動検出]に既定で設定されています。[自動検出]において、進行方向はポリラインの開始頂点に対する車両の向きに基づいています。 [順方向]、または[逆方向]を選択して進行方向を強制することもできます。 [現在方向を維持]設定は、現在の方向を継続します。別のドライブ モードで実行した操作の後に[追跡ドライブ]を使用する場合に適しています。
[開始位置] [自動]設定は、ハンドルで選択したポイントに最も近い選択済みの線の終端に車両を位置させ、すべてのスパインを線の接線方向に位置合わせします。 車両の向きを調整する場合は、[開始位置]を[手動]にします。 パスが事前に選択されている場合は、[開始位置]を編集できません。この場合、現在の車両の位置と向きが使用されます。
既定では、[追跡ドライブ]は編集不可能なパスを生成します。つまり、パス全体の移動や回転は可能ですが、位置合わせを調整することができません。 これはほとんどの場合、最高の結果に結びつきます。 動的に編集できる一連のターゲット ポイントを使用してパスを作成する場合は、[編集可能なパスを生成]を選択します。
注: 最も速い線をチェックする場合は、[編集可能なパスを生成]を選択しないでください。
編集可能なパスを選択する場合は、次の 2 つの線追跡アルゴリズムのいずれかを選択できます。
- [線を分割]オプションでは、Autodesk Vehicle Tracking は、線を可能な限り忠実に追跡します。この処理は、セグメントの長さが短いほど簡単になります。既定の長さである 2.5 m は、ほとんどの状況に適しています。 長さが短くなると、プログラムの実行速度が低下します。
- [トラックの頂点でのみ]オプションでは、Vehicle Tracking はターゲット ポイントとして、頂点を使用します。このオプションは、スプライン ポリラインに自動的に生成された頂点を追跡します。
次の 3 つの最適化が可能です。
- 適切な距離を使用した[次の値より近い頂点を無視]は、Vehicle Tracking で密に配置された頂点を無視する場合に推奨されるオプションです。密に配置された点が多数含まれている場合は、線の追跡が難しくなります。
- [できる限り正確にラインを追跡]では、車両がターゲット ポイントに小回りで到達できない場合に、停止するのではなく、一時的に線から逸脱することを許可します。車両は、到達できないターゲット ポイントを無視し、次のターゲット ポイントに焦点を当てます。 これにより、きつい曲がり目で車両がドリフトできるようになります。
- [不要なターゲット ポイントを削除することによって、生成されたパスを最適化]では、Vehicle Tracking はステアリングの変更を必要としないターゲット ポイントを削除します。