地盤衝突レポートを配置するには

Autodesk Vehicle Trackingのすべてのバージョンで地盤衝突レポートを生成できますが、サーフェスをサポートしないシステムでは、地表が平面であるという前提になります。

  1. Civil 3D などのサーフェスをサポートする CAD システムを使用している場合は、最終サーフェスをパスに割り当ててください。 そうしないと、平面に対して解析が実行されることになります。
  2. パスを選択してから[地盤衝突レポートを挿入]を選択し、解析が完了するまで数秒間待ちます。

    サーフェスが割り当てられていない場合は、[サーフェスを割り当て]ダイアログが表示されます。

    解析が完了すると、地面に接する危険性がある箇所や地面に接している箇所が、地面に近接した等高線で表示されます。 現在、等高線は、50 mm または 2 インチの間隔でハードコーディングされて 描画されます。 等高線は次のように色分けされています。

    100 mm を超える地上クリアランス (色なし)
    50 ~ 100 mm の地上クリアランス
    0 ~ 50 mm の地上クリアランス
    0 ~ 50 mm の地下侵入 オレンジ
    50 ~ 100 mm の地下侵入
    100 mm を超える地下侵入

    それぞれの衝突ゾーン内で、限界ポイントの箇所(最大の地下侵入部や最小の地上クリアランス)がその値とともに表示されます。

    各限界ポイントで、縦断または横断が自動的に生成されます。 これらの縦断は、図面右下の領域に積み重ねて表示されます。 正確な限界ポイントも、これらの縦断に表示されます。

    レポートは図面内に保存されますが、パスを何らかの方法で変更するとレポートが表示されなくなるため、その場合は再作成する必要があります。 これは、古いデータを使用する危険性を最小限に抑えるための安全策です。