車両が走行するパスは、車両上に指定されたトラッキング ポイントが移動するターゲット ポイントを接続する線です。 車両の最初のユニットの[トラッキング ポイント]は、車両が順走している場合に使用されます。車両が逆走している場合は、最後のユニット上のポイントが使用されます。 トラッキング ポイントは、追跡ドライブ モードの場合に線を追跡するポイントでもあります。
車軸など、使用可能な一部のトラッキング ポイントでは、[左]または[右]を選択する必要があります。 [運転手 / パイロット]と[ユーザ定義の点]を除き、トラッキング ポイントはユニットの中心線上に配置されます。 ハンドルを切った前部車両の前部トラッキング ポイントは、後部トラッキング ポイントよりも良い結果が得られる傾向があります。
中心線からのポイント オフセットを指定する場合は、[左にオフセット]または[右にオフセット]を選択して、オフセットの距離を指定します。
車両上の特定のポイントをトラッキングする場合は、[ユーザ定義の点]を選択して明示的な座標を入力します。 X 座標は、フロント カップリングから計測されます。フロント カップリングが存在しない場合は前車軸から計測され、ユニットの後方に向かって正方向に値が増えていきます。Y 座標は、中心線の右側に対して正の値として計測されます。
[追跡]オプションを使用して航空機をモデル化する際に、パイロットの視線のトラッキングをシミュレーションするには、トラッキング ポイントを[運転手 / パイロット]に設定する必要があります。