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統合モデル

統合モデル空間を作成する前に、プロジェクト管理者は関連するメンバーをプロジェクトに追加し、Model Coordination へのアクセス権を持つようにします。詳細は、「プロジェクト メンバーを管理する」を参照してください。

統合モデル空間を作成する

プロジェクト管理者は、統合モデル空間を作成し、Docs の[ファイル]ツールにあるフォルダに設定します。統合モデル空間は、それぞれ干渉チェックやモデル レビューのワークフローで使用するために、自動干渉をオンまたはオフに設定することができます。

ヒント: モデル レビューと干渉チェックのために、統合モデル フォルダを[プロジェクト ファイル]フォルダ(Docs の[ファイル]ツール内)に作成します。また、プロジェクト メンバーが簡単に見つけられるように、フォルダに適切な名前を付けます。
重要:

プロジェクト メンバーが Model Coordination の統合モデル空間にアクセスするには、Docs で統合モデル空間が設定されているルート フォルダに対して少なくとも表示権限が必要です。

  1. [設定]ツール > [統合モデル空間]タブをクリックします。

  2. [統合モデル空間を作成する] をクリックします。

  3. 統合モデル空間の名前を入力します。

  4. 統合モデル空間のメイン フォルダを選択します。

    重要: 選択したフォルダは後で変更できません。
  5. 統合モデル空間に含めるコンテンツを選択します。次の中から選択します。

    • メイン フォルダとすべてのサブフォルダ: 選択したフォルダとそのサブフォルダ内のすべてのコンテンツが含まれます。
    • 選択したフォルダのみ: [統合モデル空間を編集する] フォルダ ダイアログを使用して、必要に応じてフォルダを選択または選択解除し、[保存]をクリックします。

    注: フォルダ構造は、統合モデル空間では複製されません。選択したフォルダのすべてのモデルは、[モデル]ツールで、1 つの平坦な格納構造にアルファベット順でリストされます。
  6. 自動干渉をオンにするかオフにするかを指定します。

    重要: この設定は後で変更することは出来ません。
  7. [保存]をクリックします。

  8. このプロセスを繰り返し、必要に応じてさらに統合モデル空間を作成します。

    複数の統合モデル空間を作成することで、プロジェクトの別々の領域やフェーズを表すことができます。

    ヒント: 統合モデル空間は、Design Collaboration の管理ページで、設定中に作成された共有フォルダまたはチーム フォルダを使用して作成することもできます。

統合モデル空間に関する技術的およびシステム的な制限の詳細については、「Model Coordination に関するよくある質問(FAQ)」のトピックを参照してください。

プロジェクト内の統合モデル空間で発生する可能性のある異なるバージョンの干渉チェックの詳細については、「統合モデル空間のバージョン」のトピックを参照してください。

統合モデル空間を管理する

統合モデル空間の詳細を表示し、次のように設定を編集することができます。

  1. [設定]ツール > [統合モデル空間]タブをクリックします。

  2. 編集する統合モデル空間に対応する行で、詳細メニュー をクリックします。

  3. [名前変更] をクリックして、統合モデル空間の名前を変更します。

    注: 統合モデル空間の名前を変更しても、Docs のフォルダの名前は変更されません。
  4. [詳細を表示] をクリックして、統合モデル空間の詳細パネルを開きます。

    ここに、含まれているコンテンツ、干渉部位の設定、統合モデル空間の作成日時および最終修正日時などの詳細を表示できます。含まれているフォルダを編集したり、統合モデル空間を非アクティブにするオプションにアクセスすることもできます(手順 5 と 6 を参照)。

    1. [干渉部位の設定に移動] をクリックして、[干渉部位]ツール > [設定]ページ > [モデル]タブを開きます。

      [干渉部位の設定] ページを使用して、干渉検出に含めるコンテンツを調整することができます。最初に次の手順 5 を参照してください。

  5. [フォルダを編集] をクリックして、 [統合モデル空間フォルダを編集する] ダイアログを開きます。統合モデル空間に含めるコンテンツを指定するフォルダを選択または選択解除し、 [保存] をクリックします。

    ヒント: これは、特定のモデルのみで集計または干渉を行う場合に便利です。余分な干渉データを生成すると、製品のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。詳細については、「干渉部位に関する FAQ」のトピックを参照してください。
  6. [非アクティブ化] をクリックして、統合モデル空間を非アクティブにします。

    注: 非アクティブ化された統合モデル空間は削除されません。また、詳細メニューの [アクティブ化] オプションを選択することで、いつでも再アクティブ化できます。

統合用モデルをアップロードする

プロジェクト管理者は、コーディネーション用にモデルをアップロードする必要があるプロジェクト メンバーが、指定したフォルダに対して少なくとも作成権限を持っていることを確認する必要があります。

  1. Model Coordination から製品のピッカーを開き、[Docs]を選択します。

  2. 左側のパネルで[ファイル]ツールをクリックします。

  3. 統合モデル空間として指定されたフォルダにナビゲートします。

  4. モデルをフォルダにアップロードまたはコピーします。

    注: モデルの集約と干渉部位の検出でサポートされるファイル タイプについては、「サポートされているファイル」のトピックを参照してください。ファイル ツールへのアップロードでサポートされているその他のファイル タイプは、Model Coordination に表示されません。

    干渉チェックがオンになっている統合モデル空間では、選択したフォルダ内のモデル間の干渉部位が自動的に検出され、Model Coordination で確認することができます。[干渉部位を表示、フィルタ、調査する]を参照してください。

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