切込みピッチ(回転ポケット)

Fusion Manufacturing Extension

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回転パーツの荒加工する際、指定された**[最大切込みピッチ]**の値により、切込みピッチがパーツの床と一致しない場合があります。これは、材料が残っていて、別の荒加工工程が必要になる可能性があることを意味します。次に例を示します。



荒加工が必要な回転パーツ	切込みピッチ量値により残されたストック

この場合、切込みピッチの値を床と一致するように変更できますが、見積もりで切込みピッチを削減するにはツールパスの計算を何度も試行する必要があり、切込みピッチを増やすことで切込みが重くなりすぎて工具を損傷する危険性があるため、望ましくない場合があります。代わりに、次を使うことができます。

自動切込みピッチ - 最大切込みピッチと 最小切込みピッチの値の間で切込みピッチを変化させ、切込みピッチを円柱状の床と一致させます。最小切込みピッチを入力する必要があります。
床の切込みピッチ - 円柱状の床に切込みピッチを追加します。円柱状の床と一致する切り込みピッチが既に存在する場合、切り込みピッチは追加されません。

自動切込みピッチと床の切込みピッチの違い

通常の円柱状パーツでは、**[自動切込みピッチ]を使用した方が、[床の切込みピッチ]を使用するよりも切込みピッチが少なくなります。この場合、切り込みピッチが少ないほど加工時間も短縮されるため、自動切込みピッチ**が望ましい可能性があります。

上向きのパーツなど、より複雑なパーツを加工する場合、床の切り込みピッチ を使用した方が効率的な可能性があります。これは、床の切り込みピッチ が垂直部の表面上にのみツールパスを追加するためです。自動切込みピッチ は、小さな切り込みピッチに合わせて全体の切り込みピッチを調整するため、加工時間を効率的に使用できない可能性があります。