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次の例では、ポケット内のパスごとに退避動作が行われるようにツールパスがプログラムされています。次に、2 つのポケット間のリンク動作は、工具を可能な限り低く保つために最小退避に設定されています。その結果、工具は 2 つのポケットの間にある壁にかなり接近します。
この場合、ポケット内を通過するたびに工具が下がったままの状態になるように、[退避動作無効最大距離]を大きくすることができます。また、1 つのポケットから別のポケットに移動する際に、工具と近くの壁の間のクリアランスをより安全にするために、[径方向の安全距離]を大きくすることもできます。
[製造]作業スペースで、修正するツールパスを選択します。
ツールバーの[変更]グループで、[進入とリンク]を選択します。[進入とリンク]ダイアログが開きます。
[ジオメトリ]タブで、[選択モード]ドロップダウン メニューから[すべての移動]を選択し、ツールパス内のすべての進入とリンクを修正します。
(省略可能)[高さ]タブで、必要に応じてクリアランス ジオメトリを調整します。
[リンク付け]タブの[早送りリンク]グループで、[退避動作無効最大距離]を大きくします。これにより、ポケット内の各パス間で工具が下がったままの状態になります。
[径方向の安全距離]を大きくして、工具と壁の間のクリアランスを大きくします。これにより、径方向の安全距離を維持できるまで、工具をさらに上方向にリフトします。
[進入]タブで、既定の進入設定がツールパスに対して適切であることを確認します。
[OK]をクリックして、ツールパスを修正します。
修正されたツールパスでは、各パス間の大きな退避がなくなり、工具は 2 つのポケット間を移動するときに、壁から安全な距離を維持します。