[ジェネレーティブ デザイン]作業スペースでグローバル線形慣性荷重を設定する

グローバル線形慣性荷重を定義するには、保持ジオメトリ上のジオメトリ オブジェクトを選択する必要があります。スタディごとに 1 つの荷重を適用できます。

1. [定義]タブで、[デザイン条件] > [グローバル線形慣性荷重] をクリックします。

   [グローバル線形慣性荷重]ダイアログが開きます。

2. 次の**[方向タイプ]**オプションのうちいずれかを選択します。

   a. [角度(デルタ)]: ローカル座標系のベースとなる参照平坦面、円柱面、または直線エッジを選択します。マニピュレータの付いたベクトル矢印と円弧が画面に表示されます。必要に応じて、マニピュレータを使用して、ベクトルを元の方向を基準として角度方向にドラッグします。または、**[X 角度]、[Y 角度]、****[Z 角度]**の各入力フィールドで、回転角度を数値で指定することもできます。

   注: X 角度、Y 角度、Z 角度は、グローバル軸には対応しません。これらは、選択した参照ジオメトリのローカル座標系をベースとします。

   ローカル座標系の方向は、選択したジオメトリのタイプに応じて次のように異なります。いずれの場合も、加速度ベクトルの方向はローカル座標系の Z 方向になります。

   • [平坦面]: 加速度ベクトルは、選択した面に垂直で、ソリッド ボディの方向を向いています。
   • [円柱面]: 加速度ベクトルは、円柱面の軸と平行になります。全体(360°)または部分的な(<360°)円柱面を選択できます。
   • [直線エッジ]: 加速度ベクトルは、選択した直線エッジに隣接する 2 つの平坦面の垂直方向の平均になります。エッジが平坦面と接線の円柱面の交差部分になっている場合、ベクトルは、平坦面の垂直方向を基準として 45° の方向になります。
   注: (省略可能) [方向を反転] をクリックして、荷重方向を逆にします。

   b. [ベクトル(x、y、z)]: グローバル座標系をベースとする加速度の X、Y、****Z の各成分を指定します。

3. **[加速度成分]**セクションで次の操作を実行します。

   a.手順 2 での選択に応じて次のいずれかのパラメータを指定します。

   • 線形加速度の**[大きさ]**
   • 線形加速度の各成分(X、Y、****Z のグローバル軸について)

   b. (省略可能) **[単位を変更]**をクリックして、グローバル線形慣性速度を定義するための別の単位を選択します。次に、ドロップダウン リストから目的の単位を選択します。

4. **[OK]**をクリックします。