準静的イベント シミュレーション スタディでは、[剛体]プロパティをモデル内のひずみを考慮しないボディに割り当てることで、計算時間を節約することができます。
剛体はモデル内のボディのことで、移動や回転はできますが、変形はできません。また、剛体に対してひずみや応力は計算されません。これらは完全なジオメトリでメッシュが生成され、接触相互作用に関与します。
[剛体]プロパティをボディに割り当てると、荷重に対する反応は、重心における 6 自由度(3 つの空間移動と 3 つの回転)に削減されます。
図 1: 上部プレートが銅ビレットを押しつぶす際の、銅ビレットの張力と圧縮を示す銅ビレット モデルのアニメーション。ベース プレートは剛体であり、接触相互作用に関与しますが、その応力やひずみは計算されません。