シミュレーション スタディでコンポーネントに材料を適用する方法を学習します。
[シミュレーション]作業スペースの[設定]タブで、[マテリアル] > [スタディ マテリアル] を選択して、[スタディ マテリアル]ダイアログを開きます。
Ctrl
キーを押したまま、選択した行をクリックします。材料選択のドロップダウン リストの設定に使用するライブラリを[マテリアル ライブラリ]で選択します。次の選択肢があります。
[スタディ マテリアル]列のドロップダウン リストを使用して材料を選択します。選択すると、既定の材料や、[デザイン]作業スペースで割り当てた材料がオーバーライドされます。また、前のスタディの材料割り当てが置き換えられます。
材料名の横に黄色の感嘆符 が付いているものは、その材料をシミュレーションで使用できないことを意味します。黄色の感嘆符の上にカーソルを置くとポップアップ メッセージが表示され、材料が使用できない理由が示されます。マテリアル ライブラリの材料が使用できない理由として、次の候補があります。
指定された 1 つまたは複数のプロパティが見つからないか、許容範囲外である。たとえば、材料強度は構造応力解析で指定する必要があります。
材料タイプが適切でない。
これらの材料を選択することは可能ですが、シミュレーションを解析することはできません。デザインをシミュレートするには、有効な(黄色のマークが付いていない)材料を選択してください。
安全率の計算の基礎としてどの材料の値を使用するかを指定するには、[安全率]列のオプションを使用します。
必要な数のコンポーネントについて材料オーバーライドを指定します。
材料の物理プロパティを表示する場合は、プロパティを表示する[スタディ マテリアル]の行を選択します。次に、[プロパティ]ボタンをクリックしてダイアログ ボックスを展開します。ダイアログ ボックスの右端にあるリストには、表で選択した行の基本的な物理材料特性が表示されます。リストには、外観や非線形の特性は表示されません。
材料に非線形、温度依存、または超弾性特性がある場合は、展開されたダイアログに[高度な材料特性を表示]ボタンが表示されます。このような場合は、次の操作を実行してプロパティを参照します。
終了したら、[OK]をクリックして変更を適用し、[スタディのマテリアル]ダイアログを閉じます。
[材料を適用]ダイアログでは複数の行を選択でき、複数のコンポーネントの材料割り当てを 1 回の操作で変更できます。
Ctrl
キーを押しながら行を選択します。ひと続きの連続する行を選択するには、Shift
キーを押しながら、連続する行の最後の行をクリックします。Ctrl
キーを押しながらコンポーネントをクリックして、コンポーネントを選択解除することもできます。大量の材料割り当てを編集する場合は、すべての行を選択してからそのうちの 1 つまたは 2 つを選択解除する方が便利です。