新規またはカスタムのシミュレーション材料を追加する
([シミュレーション]作業スペース > [設定]タブ > [マテリアル]パネル > [物理マテリアルを管理])をクリックして、[マテリアル ブラウザ]を開きます。
[お気に入り]ライブラリに新しい材料を追加するには、3 つの方法があります。状況に応じて最適な方法を選択してください。
- Fusion マテリアル ライブラリまたはユーザ定義ライブラリで、新しい材料のテンプレートとして使用する既存の材料を見つけます。ライブラリの材料の上にカーソルを置くと、
鉛筆と矢印のアイコンが行の右端に表示されます。このアイコンをクリックして、[お気に入り]ライブラリに材料を追加し、プロパティを表示して編集を行います。
- [お気に入り]ライブラリで、新しい材料のテンプレートとして使用する既存の材料を見つけ、1 回クリックします。材料が選択されますが、この時点では視覚的な指示はありません。次の手順を実行します。
- [マテリアル ブラウザ]ダイアログの左下隅で、
[新しい材料]をクリックし、[選択した材料を複製]を選択します。または、コピーする材料を右クリックし、[複製]を選択します。
- 新しい材料エントリの上にカーソルを合わせ、
[編集]をクリックして、編集するプロパティを表示します。
- マテリアル ブラウザの左下隅で、
[新しい材料]をクリックし、[新しい材料を作成]を選択します。[マテリアル ブラウザを選択]ダイアログが表示されます。次の手順を実行します。
- 新しい材料のテンプレートとして使用する材料を参照してダブルクリックします。物理プロパティが[マテリアル ブラウザ]ダイアログ(現在表示されているダイアログの下にある場合があります)にコピーされます。既定の説明と外観の設定もあらかじめ定義されています。
- ダイアログの右上隅にある X をクリックして[マテリアル ブラウザを選択]ダイアログを閉じます。これで、新しい材料のプロパティが[マテリアル ブラウザ]に完全に表示され、編集できるようになります。
材料のプロパティはエディタ内で 3 つのタブに整理されています。
- [識別]: このタブでは、材料のタイプ(プラスチック、金属など)を選択し、材料についての説明情報と製品情報を入力します。
- [外観]: このタブでは、材料のレンダリング後の外観に影響を与えるパラメータ(色、粗さ、ハイライト パラメータなど)を指定します。
- [物理情報]: このタブでは、機械的特性、基本的な熱特性、および材料の強度を定義します。
プロパティに加えた変更や追加を確定するには、[適用]をクリックします。
材料に一意の名前を割り当てるには、(エディタ内ではなく)[名前]列で材料を右クリックし、コンテキスト メニューから[名前変更]を選択します。目的の名前を入力して[Enter]キーを押します。
注: マテリアル リストはアルファベット順になるように並べ替えられます。したがって、材料の名前を変更した後に材料がリスト内で上下に移動する場合があります。
材料を削除するには、[名前]列でエントリを右クリックし、コンテキスト メニューから[削除]を選択します。[お気に入り]ライブラリまたはユーザ定義ライブラリからのみ、材料を削除できます。
別のライブラリに材料を追加するには、[名前]列でエントリを右クリックし、[追加]フライアウト メニューにアクセスして、追加先のライブラリを選択します。[お気に入り]ライブラリまたはユーザ定義ライブラリにのみ、材料をコピーできます。
注: 既定の材料単位は、[基本設定]ダイアログ ボックスの[単位と値の表示]グループにある[マテリアル単位の表示]ドロップダウン メニューを使用して指定します。一部の入力フィールドでは、値の後に代わりの単位(psi、MPa など)を入力して、既定の単位をオーバーライドすることができます。サポートされている入力単位は、すぐに既定の材料単位に変換されます。それ以外の場合(非線形または温度依存の応力-ひずみデータ点など)は、既定の単位をオーバーライドできません。それらの入力については、異なる単位を使用して材料プロパティを定義する場合、プログラムの基本設定を変更する必要があります。