[空気温度]の結果は、モデル筐体内のすべてのコンポーネントの周囲にある空気の温度を示します。
図 1 は、3 つのアクティブな電圧レギュレータを持ち、2 つのヒート シンクと 1 つのファンで冷却されている、電源筐体内の空気温度の分布を示しています。**
[空気温度]の結果の参照時には、次の点について確認します。
[空気温度]の結果では、最低温度(青色)から最高温度(黄色)までが、異なる色を使用して示されます。空気が達する最大温度は凡例に示されています。
熱に弱いコンポーネントの周りの空気温度が、その最大温度しきい値未満になるようにしてください。
空気が熱に弱いコンポーネントから外側に向かって流れるように、流体の流路と熱管理コンポーネントの位置を考えます。
凡例バーの左側にある[対象の範囲]スライダと、右側にある[しきい値]スライダを動かして焦点を絞り、見やすくなるようにカラー コントラストを調整します。
たとえば、基板上のコンポーネントによって関心のあるコンポーネントが覆われている場合は、[モデルのコンポーネント]フォルダで 表示設定を切り替えることで、そのコンポーネントを非表示にすることができます。
ヒート シンクの周りの空気温度を示す図。実際のヒート シンクは非表示になっているため、レギュレータが見えています。**
[サーフェス プローブ]、[点プローブ]、[切断平面]を使用して、結果を細かく調べます。
レギュレータがある場所の空気温度を示す切断平面と、特定の場所の温度を示す点プローブの図。**
[空気温度]の結果によってハイライト表示される潜在的な問題に対処するには、次の操作を行います。