材料の選択は、シミュレーション全体の精度を確保する上で重要です。シミュレーション モデルでは物理特性を正しく表現することが大切です。ただし、多くの設計では、材料の選択は設計プロセスの一部です。同じ設計モデルに基づいて複数のスタディを作成し、スタディごとに異なる材料を割り当てることができます。
[スタディ マテリアル] コマンドを使用すると、マテリアル データベースが開き、スタディに適した樹脂を選択できます。成形品の最終的な用途に応じて、最適な樹脂を選択できます。検索可能なデータベースには、10,000 を超えるさまざまな樹脂のタイプおよびグレードの特性に関する情報が含まれています。
成形品の成形に使用する樹脂は、射出成形プロセスの主要な構成要素です。材料特性は、シミュレーションの精度に影響する可能性があります。できるだけ実際の材料に近い材料を選択することが重要です。
同じ材料のさまざまなグレードがさまざまなプロパティを持つことがあります。スタディに不適切なグレードを選択することは、特に非常に重要なフィーチャにおいて結果の品質に影響を与えます。
[スタディ マテリアル]ダイアログで使用可能なツール。