[パーツは充填されますか?]に対する結果
[パーツは充填されますか?]に対する結果は、解析完了時にすべての結果が計算されると利用可能になり、ガイド付き結果の[反り]タブに表示されます。どのような射出成形品にも反りは発生します。問題は、反りがデザインの許容差内であるかどうかです。
結果の解釈
[反り]タブのガイド付き結果の上部セクションでは、反りの許容値の結果が解釈され、成形品の反りがどの程度の割合で許容値を超えているかが示されます。凡例の許容値スライダを動かして、デザインの許容値に合わせて許容値を変更することができます。反りの位置がモデルに表示され、スライダを動かすと更新されます。
平面度
反りの重要な側面は平面度です。これは、あるモデル コンポーネントの平坦なサーフェスを、アセンブリ内の別のコンポーネントの平坦なサーフェスに隣接させる必要がある場合に関連します(容器とふたなど)。[平面度]コマンドは、指定したフラットなサーフェスと平面を比較し、サーフェスのうち平面ではない部分のパーセンテージを示します。
ガイド付き結果の[結果の解釈]セクションは、[平面度]コマンドを呼び出すと、平面度解析の結果を通知するために更新されます。凡例の許容値スライダを使用して、デザインの許容値に合わせます。
次のステップ
ガイド付き結果パネルの下半分には、反りを低減するためのオプションがあります。各推奨事項は、射出成形のベスト プラクティスと、特定のスタディのスタディ設定に基づいています。
射出成形では、あるパラメータを変更することで、充填などの射出成形プロセスの 1 つの側面が改善される一方、反りなどの別の悪影響が生じる可能性があります。したがって、射出成形のベスト プラクティスの境界内では、パラメータの調整は単に反復的なプロセスになる場合が多くなります。
ヒント
- 反りの概要と反りの要因の詳細については、[反りの許容値]結果を参照してください。