変形スケール

ジオメトリの変形は、モデル全体のサイズと比べて非常に小さい場合があります。変形ツールを使用すると、効果を強調して、変形が発生する箇所をより明確に確認できるようにすることができます。

図 1: [変形なし] (左)と[5 倍に調整] (右)で典型的なモデルの変形を表示

変形スケールの例

[変形なし]ビュー

変形の効果がない状態の元の形状が表示されます。

[実際]変形

変形後の実際の形状が表示されます。大きな変位のシナリオ(非線形静的解析またはイベント シミュレーション スタディ)以外では、多くの場合、実際の変形は明確に確認できないくらい小さいものです。このオプションを既定とするのは非線形静的解析、およびイベント シミュレーション スタディのみです。

[0.5 倍に調整]変形

このオプションは、既定の[調整]オプションの半分程度に強調した状態を提供します。

[調整]変形

これは、非線形静的解析およびイベント シミュレーション以外のすべてのスタディ タイプの既定の変形スケール オプションです。変形スケールは、モデルの境界ボックスのサイズと実際の最大変位の関数です。具体的には、尺度は 0.5 * (境界ボックスの対角線の長さ) / (最大変位の値)に等しくなります。

[2 倍に調整]変形

このオプションは、既定の[調整]オプション(前の箇条書き)の 2 倍に強調します。

[5 倍に調整]変形

このオプションは、既定の[調整]オプションの 5 倍に強調します。