パフォーマンスに影響を与えずにモデルに生命感を持ち込むには、適応樹木または詳細レベル(LOD)樹木を作成します。
オブジェクトのパフォーマンスを向上させるには、詳細レベル(LOD)を使用します。カメラ距離が長くなると、モデルは少ない数のポリゴンを使用した他のバージョンに置き換えられます。
3D モデリング アプリケーションで低ポリゴン樹木の作成を開始するには、2 つのポリゴンで構成される平面を使用し、テクスチャ用に作成する樹木のイメージを作成します。
樹木がすべての側面から見えるようにするには、2 番目の平面を使用して、側面図用に 90 度回転し、3 番目の平面を上面図用に使用します。
1 つのイメージですべての平面のテクスチャを表現するには、UV マッピングを使用して平面をテクスチャの異なる位置に分割します(樹木の 2D イメージから)。UV の配置は、3D オブジェクトのサーフェスの 2D イメージを作成するプロセスの最初のステップです。
イメージのサイズを表す大きい正方形の平面を作成します。
低ポリゴン樹木のすべての平面で、元の樹木のコピーを作成し、それを従属平面とグループ化し、そのグループをより大きい平面内に配置します。
平面の方向を反映するようにグループを回転させ、すべての平面を大きい平面上にフラットに配置します。
すべての平面(大きい平面を含む)を選択し、平面 UV 投影を割り当てて、対応する UV 座標を作成します。
正投影カメラを作成し、大きい平面の前面に配置します。大きい平面に合わせて表示サイズを調整します。
すべての平面を非表示にし、[アルファ分割]を選択した状態で元の樹木のイメージを、テクスチャ用に使用するためにレンダリングします。
法線パスをレンダリングすることもできます。InfraWorks で照明方向が異ならないように、レンダリングでは影を使用しません。
次のイメージは、左から順に、カラー テクスチャ、アルファ テクスチャ、法線テクスチャです。
レンダリングされたテクスチャを、マテリアルのカラーおよび透明度チャネルに使用します。法線テクスチャがある場合は、法線マッピングに使用します。
各平面には、法線の方向によって、表側と裏側があります。InfraWorks には、裏面の表示をオフにするオプションがあります。
裏面のカリングまたは法線の表示を使用して、面の方向をコントロールすることができます。
パースで奥行きのある他の LOD バージョンを作成するために、樹木を断面に切断することができます。
これを簡単に行うには、レンダリングでカメラ クリッピングを使用します。カメラの開始距離と終了距離を定義することにより、その範囲のコンテンツのみをレンダリング イメージに含めることができます。この方法を使用して、各種の奥行き領域で、樹木の前、後ろ、左、右、および上の平面を作成することができます。
樹木のシェルのモデルを作成し、それを外側に使用してより良い形状にすることもできます。
すべての側面のパーツに樹木を切断することで、平面に対して行うのと同様に、UV マッピングとテクスチャの適用を使用することができます。
「お試しください: 植生地」の記事を参照して、植生地を使用して InfraWorks プロジェクトの詳細なビジョンを作成する方法を学習してください。