3D 桁パラメータ

3D 桁では、抽出された断面ではなく完全なパーツが使用されます。

パラメータの説明 コンテンツ パラメータ パラメータ値 InfraWorks 設定/読み込み Inventor Revit
* 始点の深さ Depth1 桁の開始位置における桁の上部から下部までの距離です。 あり/なし なし N/A
* 終点の深さ Depth2 桁の終了位置における桁の上部から下部までの距離です。 あり/なし なし N/A
始点での左デッキの幅 LeftDeckWidth1 桁の始点における、その原点と、すぐ左の原点との間の距離です。桁が左端にある場合、その原点からデッキの左端の間の距離です。 なし/あり なし N/A
終点の左デッキの幅 LeftDeckWidth2 桁の終点における、その原点と、すぐ左の原点との間の距離です。桁が左端にある場合、その原点からデッキの左端の間の距離です。 なし/あり なし N/A
始点での左底面の勾配(パーセンテージ) LeftBottomSlopeInPercentage1 開始位置での左下部フランジの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
終点での左底面の勾配(パーセンテージ) LeftBottomSlopeInPercentage2 終了位置での左下部フランジの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
始点での左デッキの勾配(パーセンテージ) LeftDeckSlopeInPercentage1 開始位置での線形の左デッキの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
終点での左デッキの勾配(パーセンテージ) LeftDeckSlopeInPercentage2 終了位置での線形の左デッキの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
桁の下部勾配をデッキの勾配に合わせる MatchGirderBotSlopesToDeckSlopes 桁下部をデッキの勾配に対して横方向にどのように位置合わせするかを決定します。True または False のいずれかです。 あり/なし なし N/A
桁の上部勾配をデッキの勾配に合わせる MatchGirderTopSlopesToDeckSlopes 桁上部をデッキの勾配に対して横方向にどのように位置合わせするかを決定します。True または False のいずれかです。 あり/なし なし N/A
始点での右底面の勾配(パーセンテージ) RightBottomSlopeInPercentage1 開始位置での右下部フランジの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
終点での右底面の勾配(パーセンテージ) RightBottomSlopeInPercentage2 終了位置での右下部フランジの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
始点での右デッキの勾配(パーセンテージ) RightDeckSlopeInPercentage1 開始位置での線形の右デッキの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
終点での右デッキの勾配(パーセンテージ) RightDeckSlopeInPercentage2 終了位置での線形の右デッキの勾配(パーセント単位)。 なし/あり なし N/A
始点での右デッキの幅 RightDeckWidth1 桁の始点における、その原点と、すぐ右の原点との間の距離です。桁が右端にある場合、その原点からデッキの右端の間の距離です。 なし/あり なし N/A
終点の右デッキの幅 RightDeckWidth2 桁の終点における、その原点と、すぐ右の原点との間の距離です。桁が右端にある場合、その原点からデッキの右端の間の距離です。 なし/あり なし N/A
* セグメント長 SegmentLength 桁の長さは、その開始位置と終了位置の間に収める必要があります。 なし/あり なし N/A
* 始点の角度 Skew1 桁の始点に適用される水平方向の角度です。 なし/あり なし N/A
* 終点の角度 Skew2 桁の終点に適用される水平方向の角度です。 なし/あり なし N/A
* 始点の垂直勾配 VerticalSlope1FromPerp 桁の始点に適用される垂直方向の角度です。 なし/あり なし N/A
* 終点の垂直勾配 VerticalSlope2FromPerp 桁の終点に適用される垂直方向の角度です。 なし/あり なし N/A
注: 単一アスタリスク「*」は、パラメータが必須ジオメトリ パラメータであり、Autodesk Inventor で「キー」パラメータとしてマークされていることを示しています。

3D 桁の配置

3D 桁の原点は、横方向、縦方向、垂直方向の寸法によって定義されます。

横方向と縦方向の寸法:3D 桁の開始位置は、線形に沿った開始測点と横方向のオフセットの両方によって決定されます。原点はこの位置に合わせられます。このような理由から、設計の際、桁の原点は桁パーツの始点である必要があります。

垂直方向の寸法:桁の原点は、任意の高さ(または桁の座標系における Y 値)に設定することができます。桁は、上のデッキ、その支承、または下の支持に対して垂直に合わせられます。

3D 桁の幅

桁の幅を指定する場合、次の図に示すように、隣接する桁のパラメータは、左右間の距離で同じ幅を共有します。

3D 桁の幅パラメータ

one桁の原点 four RightDeckWidth1
two 左デッキの端 five LeftDeckWidth1
three 左デッキの端

桁がデッキを支える唯一の桁である場合、これらの寸法によって、始点と終点で桁をデッキと同じ幅にすることができます。

3D 桁の横方向の勾配

MatchGirderTopSlopesToDeckSlopes は、桁がデッキに対して横方向にどのように位置合わせされるかを決定するのにも役立ちます。次の図では、左側の桁が True に設定され、右側の桁が False に設定されています。

勾配の一致例

True に設定すると、線形の左右にあるデッキ下面の横方向の傾斜部分が考慮されます。その後、桁の横方向のオフセットが負、0、または正のどの位置にあるかに応じてスライス寸法を設定します。

寸法 側面オフセット デッキの底部勾配に設定
LeftDeckSlopeInPercentage1 Negative (影響小)
LeftDeckSlopeInPercentage1 0
LeftDeckSlopeInPercentage1 Positive (影響大)
LeftDeckSlopeInPercentage2 Negative (影響小)
LeftDeckSlopeInPercentage2 0
LeftDeckSlopeInPercentage2 Positive (影響大)
RightDeckSlopeInPercentage1 Negative (影響小)
RightDeckSlopeInPercentage1 0
RightDeckSlopeInPercentage1 Positive (影響大)
RightDeckSlopeInPercentage2 Negative (影響小)
RightDeckSlopeInPercentage2 0
RightDeckSlopeInPercentage2 Positive (影響大)

桁が線形の左または右にある場合、デッキの左右の勾配に合わせて上部全体に勾配を付けることができます。

同様に、MatchGirderBotSlopesToDeckSlopes が True の場合、LeftBotFlangeSlopeInPercentage1、LeftBotFlangeSlopeInPercentage2、RightBotFlangeSlopeInPercentage1、および RightBotFlangeSlopeInPercentage2 は Percentage と同じように設定されます。

注: MatchGirderTopSlopesToDeckSlopes が False の場合、MatchGirderBotSlopesToDeckSlopes は、値に関係なく、False として扱われます。

終了角度の傾斜

他の橋梁フィーチャと適切に適合させるには、桁の開始面と終了面を水平方向に傾斜させて、支持と位置合わせする必要があります(傾斜させることもできます)。また、線形に対して垂直になるように、垂直方向に傾斜させる必要があります。これらの角度は、Skew1、Skew2、VerticalSlope1FromPerp、および VerticalSlope2FromPerp を使用して計算され、桁の座標系に変換されます。