概要 - Civil 3D とのデータ交換

ローカルの Autodesk Civil 3D DWG 図面を参照するか、Autodesk Civil 3D から書き出された IMX ファイルを参照することで、Autodesk Civil 3D データを InfraWorks モデルに取り込むことができます。Autodesk Civil 3D のユーザは、ローカルの InfraWorks モデルまたは InfraWorks から書き出した IMX ファイルを参照することで、InfraWorks モデルのデータを Autodesk Civil 3D に取り込むことができます。

注: Autodesk Civil 3D DWG 図面ファイルを InfraWorks に読み込むためには、年バージョンが一致している Autodesk Civil 3D がローカルにインストールされている必要があります。たとえば、InfraWorks 2020 のユーザは、Autodesk Civil 3D 2020 をインストールしていると、2 つのアプリケーション間でデータを交換することができます。 「概要 - Autodesk Civil 3D と InfraWorks 間でのデータ交換」を参照してください。

この Autodesk Civil 3D オンライン ヘルプ トピックには、InfraWorks ユーザと Autodesk Civil 3D ユーザにとって重要な詳細情報が記載されています。このトピックには、以下に関する詳細が含まれています。

データ交換ワークフローの概要

  1. InfraWorks を開きます。
    1. モデルまたは提案でコンセプト デザインを作成します。
    2. InfraWorks を閉じます。
  2. Autodesk Civil 3D を開きます。
    1. InfraWorks モデルを開きます(モデル全体を開くか、対象区域を指定します)。
    2. 設定と Autodesk Civil 3D 図面への取り込みを行うモデル オブジェクトを選択します。
    3. 交換したオブジェクトで詳細設計を作成します。
    4. Autodesk Civil 3D を閉じます。
  3. InfraWorks を開きます。
    1. Autodesk Civil 3D 図面をデータ ソース ファイルとしてモデルにリンクします。
    2. モデルに追加するデータ タイプを選択し、これらの変換バージョンを表示します。
    3. (省略可能) カスタマイズしたスタイル ルールを使用して、読み込んだモデル オブジェクトの表示を変更します。

以前にモデルに読み込まれた Autodesk Civil 3D データを修正するには

InfraWorks モデルがローカルの Autodesk Civil 3D DWG 図面に接続されている場合は、DWG 図面をモデルに再読み込みして更新できます。詳細は、「概要 - Autodesk Civil 3D と Autodesk InfraWorks 間でのデータ交換」を参照してください。

  1. Autodesk Civil 3D を開きます。
    1. モデルに読み込まれた図面に変更を加えます。
    2. Autodesk Civil 3D を閉じます。
  2. InfraWorks を開きます。
    1. [再読み込み]コマンドを使用して InfraWorks モデル内の Autodesk Civil 3D 図面を更新し、Autodesk Civil 3D の図面に対して行った設計変更を反映させます。

概要 - Autodesk Civil 3D と Autodesk InfraWorks 間でデータを交換する際の線形図形タイプおよび縦断図形タイプの動作

InfraWorks は Autodesk Civil 3D データの複雑な水平ジオメトリに対する対話処理をサポートしています。

特定の Autodesk Civil 3D 線形図形タイプおよび縦断図形タイプは、Autodesk InfraWorks で編集可能なコンポーネント道路を生成します。その他のタイプは、編集できない可能性がある道路を生成します。また、特定の Autodesk Civil 3D 縦断図形は、InfraWorks に読み込むことはできません。Autodesk Civil 3D の線形に InfraWorks でサポートされないジオメトリが含まれている場合、コンポーネント道路は表示されますが、編集することはできません。サイト解析やストーリーボード作成など、これらのオブジェクトのその他の操作は引き続き実行できます。詳細は、「概要 - Autodesk Civil 3D と Autodesk InfraWorks 間でのデータ交換」を参照してください。

Autodesk Civil 3D から取り込んだコンポーネント道路オブジェクトを変更する場合は、Autodesk Civil 3D 図面で変更を加えてから、変更された図面を InfraWorks に再読み込みします。

Drainage Design パイプライン コネクタ パーツ カタログ

Autodesk Drainage Design for InfraWorks では、パイプライン コネクタ(マンホールおよび流入口)のコンポーネント オブジェクトのパーツに既定のパーツ カタログを使用します。このカタログは、Autodesk Civil 3D でも使用可能です。両方のアプリケーションのユーザがこのカタログのパーツを使用する場合、これらのオブジェクトを InfraWorks に再度読み込むと、Autodesk Civil 3D の設計作業を維持しながらリアルなビジュアライゼーションで表示されます。Autodesk Civil 3D に読み込まれたこれらの排水オブジェクトでは、ユーティリティ タイプは自動的に設定されます。

カタログにパイプライン コネクタ パーツに一致するものがない場合、Drainage Design は汎用のスタイルベースのオブジェクトを使用してパイプライン コネクタ オブジェクト(マンホールおよび流入口)を表示します。

Bridge Design (橋梁設計)

Autodesk Civil 3D の図面とワークフローに InfraWorks の橋梁設計を取り込みます。

Autodesk Bridge Design for InfraWorks を使用すると、Autodesk Civil 3D で橋梁設計を使用できます。InfraWorks モデル データを Autodesk Civil 3D で開くと、InfraWorks モデル オブジェクトに対する変換処理が Civil 3D によって実行されます。橋は 3D ソリッドのグループに変換されます。

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