Autodesk InfraWorks の[土木構造物をパブリッシュ]コマンドを使用して、パラメトリック橋梁またはトンネルを Autodesk Civil 3D または Autodesk Revit に送信します。Civil 3D または Revit で変更を加えて InfraWorks モデルを更新することもできます。
次のビデオでは、このワークフローを使用して、詳細な道路モデルを設計する方法を説明しています。このモデルでは、カナディアン・ロッキーのルイーズ湖の西側にある高速道路の 100 メートル上にある詳細なパラメトリック ボックス桁の橋梁を使用します。

このワークフローでは、道路設計者(または道路設計者のチーム)が Civil 3D で道路線形とコリドーを作成し、橋梁チームと詳細設計チームが使用できるように道路を InfraWorks と Revit に送信します。

次に、InfraWorks に移動し、橋梁チームが Civil 3D の道路モデルを使用して参加し、パラメトリック橋梁のモデリングを開始する方法を説明します。

橋梁設計者が次のステップの準備が整ったら、[土木構造物をパブリッシュ]コマンドを使用して、更新された橋梁および道路の設計をローカル システムに IMX 形式で書き出します。

ここから、設計者はこのデータセットに対して、道路と橋梁の詳細設計を何度も反復して作業することができます。プロジェクトのニーズに合わせ、Revit、InfraWorks、Civil 3D を切り替えることができます。ビデオでは、橋梁設計チームが Autodesk Revit で InfraWorks から更新された橋梁モデルを開く様子を紹介しています。これにより、橋梁を確認し、詳細な橋梁設計、鉄筋の配置、およびドキュメント作成に取り組むことができます。

ビデオのこの時点(3:54)で、Civil 3D でモデル化した道路、InfraWorks でモデル化した橋梁、Revit での橋梁の詳細設計の開始を確認しました。ここで Civil 3D に切り替え、InfraWorks の橋梁モデルのコンテキストでより詳細なコリドー モデリングを行うために道路モデルに戻ります。
まず、橋梁モデルのコンポーネント属性が InfraWorks、Revit、Civil 3D で一貫していることが確認できます。

次に、[オブジェクトを縦断ビューに投影]コマンドで橋梁コンポーネントを使用できることが分かります。これにより、Civil 3D の縦断ビューで橋梁全体とそのコンポーネントを表示できます。

Civil 3D でコリドーの標高を微調整した後、道路設計者は Civil 3D から InfraWorks に設計を送り戻します。修正した Civil 3D 道路モデルからの更新は、InfraWorks の[再読み込み]コマンドを使用して InfraWorks 道路モデルに適用されます。

橋梁設計チームは、道路コリドーの更新を含む、Civil 3D から更新された道路モデルを受け取ったところで、Civil 3D のコリドー ジオメトリを使用するように InfraWorks 道路モデルを設定し直すことを決定します(このオプションを使用すると、コンポーネント道路のジオメトリは InfraWorks で読み込み専用になります。そのため、Civil 3D のより正確な水平および垂直ジオメトリを InfraWorks で使用して、橋梁や構造物を配置することができます)。

InfraWorks での作業が完了したところで、橋梁設計チームは InfraWorks の[土木構造物をパブリッシュ]
[既存を更新]コマンドを使用して、Civil 3D と Revit で接続されている土木構造物データを更新します。






必要に応じて、土木構造物ワークフローの一環として Autodesk Civil 3D の地形を Autodesk Revit モデルとリンクすることができます。詳細については、次の図を参照してください。