ArcGIS Projection Engine Data をインストールするには
Autodesk Connector for ArcGIS を使用して ArcGIS データを図面に取り込む前に、ArcGIS Projection Engine Data をインストールすることをお勧めします。Projection Engine Data は、ArcGIS データを図面に取り込むときにデータム変換が原因で座標オフセットが発生しないようにします。このデータム変換によるオフセットは、EPSG コードを持たない座標系を使用する場合、または座標系間でデータ変換が発生する場合に発生することがあります。
ヒント: ArcGIS に再保存するときに座標オフセットの問題が発生しないようにするには、EPSG コードのある座標系を使用します。
注: ArcGIS Projection Engine Data をローカル システムにインストールするのは一度だけです。Autodesk Civil 3D で Autodesk Connector for ArcGIS を使用するために ArcGIS Projection Engine Data をインストールしている場合、再インストールする必要はありません。
InfraWorks を閉じます。
https://developers.arcgis.com/downloads に移動します。
ArcGIS Maps SDKs セクションで、ArcGIS Maps SDK for Qt をクリックします。
Projection Engine Data セクションで、お使いのバージョンの InfraWorks と互換性のある最新バージョンをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを C:\Users\ \Downloads などのローカル フォルダに解凍します。既定では、内容が解凍されるときに追加のサブフォルダがフォルダ名に追加されます。例: C:\Users\Downloads\ArcGIS_Runtime_Projection_Engine_Data_200_2_0\pedata.
Windows の[スタート]ボタンをクリックして[プログラムとファイルの検索]ボックスを表示します。
regedit と入力してから[Enter]を押し、レジストリ エディタを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Autodesk\InfraWorks\ArcGIS に移動します。
レジストリ項目 ArcGISProjectionDir をクリックして開きます。
注: このレジストリ項目が存在しない場合は、ArcGISProjectionDir という名前の場所に新しい文字列値を作成します。
[値のデータ]に、解凍されたファイルが含まれているフォルダを入力します(例: C:\Users\Downloads\ArcGIS_Runtime_Projection_Engine_Data_200_2_0\pedata)。
[OK]をクリックします。
注: ArcGIS に再保存するときに座標オフセットの問題が発生しないようにするには、EPSG コードのある座標系を使用します。
注: 一部の座標系は、ArcGIS にパブリッシュするときや FGDB に書き出すときにサポートされません。サポートされていない座標系がモデルに割り当てられている場合、ArcGIS へのパブリッシュや FGDB への書き出しは処理されません。
さらに、サポートされない次の 3 つの座標系カテゴリがあります。
- 旧式の座標系
- 任意 X-Y 座標系
- テスト専用座標系