Oculus Rift で InfraWorks モデルを表示するには

InfraWorks モデルは、Oculus Rift (CV1)のバーチャル リアリティ ヘッドセットを使用して視覚化することができます。

注: Oculus Rift (「コンシューマー版 1」または「CV1」とも呼ばれる)は、現在 Autodesk InfraWorks での使用がサポートされている唯一の Oculus Rift ハードウェアです。

システムの準備

InfraWorks モデルを Oculus Rift ヘッドセットに接続する前に、Oculus Rift のシステム要件、ハードウェア構成、および設定を確認してください。

  1. https://www.oculus.com/setup/ から最新の Oculus Rift ソフトウェアをダウンロードします。

  2. Oculus Rift の最小要件およびシステム仕様を確認します。

  3. リモート センサーと Oculus Rift の間の接続を確認します。

    • USB 3.0 ポートを推奨します。
    • USB 2.0 ポートもサポートされていますが、パフォーマンスが低下する可能性があります。
  4. Oculus Rift が HDMI を介してグラフィックス カードに直接接続されていることを確認します。 注: Oculus Rift ヘッドセットに黒い画面が表示される場合(ヘッドセットの LED ライトがオレンジ色)は、DVI-HDMI アダプタを使用して DVI ポートに接続してみてください。これでも黒い画面が表示されたままの場合は、ご使用のグラフィックス カードに Oculus Rift との互換性がない可能性があります。これ以上のトラブルシューティングについては、Oculus Rift サポートにお問い合わせください。

  5. インストールした Oculus Rift アプリケーションを使用して、Oculus Rift、センサー、およびリモートがローカル システム上で検出されていることを確認します。

  6. ヘッドセット LED およびセンサー LED の光が白色になっていることを確認します。

  7. ローカル システムで Oculus サービスが実行されていることを確認します。 Windows では、これらは Windows タスク マネージャーの[プロセス]タブに表示されます。

    プロセス

Oculus Rift モードで InfraWorks を起動する

Oculus Rift がシステムに正しく接続されると、Oculus Rift (CV1)ヘッドセットを使用して任意の InfraWorks モデルを表示することができます。

  1. InfraWorks を開きます。
  2. InfraWorks モデルを開きます。 注: ブックマークやストーリーボードが含まれているモデルを使用することをお勧めします。これにより、Oculus Rift モードでのナビゲーションの選択肢が増えます。
  3. [提示/共有] 記号 [提示] 記号 Oculus Rift (Oculus Rift)をクリックします。注: Oculus Rift 上記の「システムの準備」の説明に従って Oculus Rift のソフトウェアとハードウェアを適切にインストールして設定するまでは、InfraWorks では Oculus Rift モードのアイコンを使用できません。
  4. Oculus Rift ヘッドセットを装着して頭を少し動かすと、アクティブになります。
  5. 数秒後、ヘッドセットに InfraWorks モデルが表示されます。
  6. キーボードを使用してモデル内をナビゲートします。
キー 動作
[W] - [A] - [S] - [D] 前方 - 左 - 後方 - 右に移動
[B]または[Space] 使用可能な次のブックマークにジャンプ
N ステレオスコピック投影(ステレオ モード)の有効化/無効化
V ストーリーボードの再生の開始/停止(もう一度最初から再生)
[Shift]+[V] ストーリーボードの再生の開始/一時停止(前の位置から再生を継続)
R ビューを中心に戻す(カメラの位置を HMD の方向に再設定)
[G] 頭を重力と合わせる
[Shift]+[G] 頭を車両と合わせる
  1. Oculus Rift モードを終了するには、ヘッドセットを外してからもう一度 Oculus Rift をクリックします。