流出口または道路からの流域を解析するには

流出口、コンポーネント道路の全体、道路の領域からの流域を解析します。

必要に応じて地形の主題を設定して、河川が発生しやすい標高が低い場所を識別します。
[解析] [排水] (流域)をクリックします。
グリッド間隔または河川のしきい値を調整して、流域解析の精度または速度を上げます。
次のいずれかの流域解析方法を開始するには、キャンバスに表示される指示に従います。
- 流出口: 地形の低いスポットをクリックして点を配置します。次に[Enter]を押します。
- コンポーネント道路: 道路をクリックします。次に、[Enter]を押して道路全体を解析します。
- 道路の一部: クリックして、開始測点と終了測点を指定します。次に[Enter]を押します。
道路の一部を解析するとパフォーマンスが改善し、解析が流域を返す手助けとなります。
流域内でクリックして、そのスタックパネルを表示します。
カルバート設計ソリューションの場合、最大流量(cms)の値は Q100 (100 年間の流量)です。解析では、流量値の 2 つの水文学メソッド([有理]または[回帰])がサポートされているだけでなく、ユーザ定義の値もサポートされています。[流域]スタックの[水文学データ]パネルで、方法を選択します。

解析で流域が識別されない場合は、メッセージが表示されます。一般的な理由は次のとおりです。

流出口を配置した位置が、上流の流れの累積が不十分であるため流域を識別できない位置であるか、河川から離れすぎている。排出口の位置を変更するか、または[地形の主題]を使用してさらに低い標高を見つけます。
河川が交差しない道路を選択している。長さが足りない領域を延長してみてください。

解析を調整するためのその他の方法については、「流域解析のトラブルシューティング」を参照してください。