各ノード タイプに表示されるアトリビュートのリストをカスタマイズすることができます。
このトピックは、ノード エディタ(Node Editor)とハイパーシェード(Hypershade)の両方に適用されます。
アトリビュートのカスタム リストを作成するには、ノードを右クリックし、カスタム アトリビュートのリストを編集(Edit Custom Attribute List)を選択します。ビュー モード 4 を使用してこのカスタム アトリビュート ビューのノードを表示できます。
ノードは編集モードに切り替わり、黄色の境界線でハイライトされます。可視アトリビュートはすべて白でハイライトされます。非表示アトリビュートはすべて淡色表示されます。
このノードのアトリビュート リストを以前に編集したことがない場合、ノードのすべてのアトリビュートがリストされ、すべての一次アトリビュートが可視として設定されます。つまり、可視アトリビュートのリストはビュー モード 3 のリストと同じです。
このノードに現在カスタム リストが存在する場合、アトリビュートはリストに保存されているものとしてリストされます。
ノードは接続ポートなしで描画され、すべての接続はグレーで描画されます。また、ノードは定位置にロックされており、編集中のノードに対して接続を作成することはできません(ノード エディタ(Node Editor)で別のノードに接続を作成しようとすると、編集モードが終了します)。
変更を確定すると、カスタム アトリビュート リストはテンプレートとして $MAYA_APP_DIR/<app_ver>/[localized]/prefs/viewTemplates/ に NE<NodeType>Template.xml という名前で保存されます。
変更を確定すると、タイプが同じか既にカスタム モードで表示しているその他すべてのノードが自動的にリフレッシュされ、更新されたカスタム アトリビュート リストが表示されます。
プレビュー(Preview): 現在の変更を確定した場合にノードがどのように表示されるのかをプレビューします。ノードは可視のすべてのアトリビュートを表示される順序でリストします。ヘッドアップ ディスプレイがノード エディタ(Node Editor)の右上コーナーに表示され、マウスをクリックしてカスタム アトリビュートのプレビューを終了することが通知されます。
[Esc]キーを押すか、マウスをクリックすると、プレビュー モードを終了することができます。
カスタム アトリビュート ビューを表示するには、次のいずれかを実行します。
その他のビュー モードと同様に、個々のノード、選択したノード、またはすべてのノードのカスタム アトリビュート ビューを表示することができます。
複数のノードを選択し(またはノードを選択せずに)、カスタム モードに切り替えると、カスタム アトリビュート テンプレートがあるノードはそれぞれカスタム アトリビュート ビューを表示しますが、カスタム アトリビュート テンプレートがないノードはフル モードで表示します。
カスタム アトリビュート テンプレートは、同じタイプのノードのすべてのインスタンスに適用されます。たとえば、pSphereShape1 のカスタム アトリビュート リストを作成する場合、pSphereShape2/3/4 などのすべてで同じテンプレートが使用されます。ただし、特定のノードのノード エディタ(Node Editor)テンプレートを作成することもできます。これを実行するには、保存した .xml ファイルの名前を手動で変更してノード名 NE<NodeType>.<NodeName>Template.xml を含めます。
カスタム アトリビュート リストを作成すると、リストは既定で $MAYA_APP_DIR/<app_ver>/[localized]/prefs/viewTemplates/ フォルダにテンプレートとして保存されます。この場所は、MAYA_CUSTOM_TEMPLATE_WRITE_PATH 環境変数を設定してオーバーライドすることもできます。
ネットワーク上の場所に配置し、MAYA_CUSTOM_TEMPLATE_PATH 環境変数をテンプレートを保存したネットワーク上の場所に設定すると、テンプレートを他のユーザと共有することができます。この環境変数に複数のパスを設定することができます。MAYA_CUSTOM_TEMPLATE_PATH は複数のパスをサポートしており、Windows では ;、Mac OS X では : によって区切ることができます。
ノードを作成すると、Maya は次の順序でノード エディタ(Node Editor)テンプレートを検索します。検出された最初のテンプレートが使用されます。
既定の場合(MAYA_CUSTOM_TEMPLATE_PATH が設定されていない場合):
または、MAYA_CUSTOM_TEMPLATE_PATH を設定している場合:
プリファレンスの保存場所の詳細については、「プリファレンスを保存する」を参照してください。
ホットキー[4]またはツールバーの をクリックするか、編集 > カスタム モード(Edit > Custom Mode)を選択すると、対応するカスタム アトリビュートのリストを持つノードには右上隅に が表示され、対応するカスタム アトリビュートのリストを持たないノードには右上隅に が表示されます。