アニメーションをレンダリングするときに、バッチ レンダーを実行する必要なく、フレーム シーケンスをレンダリングできます。便宜上、プレビューのために、これらのイメージをレンダー ビュー(Render View)に追加することもできます。「フレーム シーケンスをインタラクティブにレンダリングする」を参照してください。
コマンド ラインを使用してコマンド ライン レンダリングおよびネットワーク レンダリングを実行するには、希望のサード パーティ製レンダラを使用するか、 Arnold 用バッチ レンダー ノードを購入してください。
Arnold for Maya でコマンドライン レンダリングを実行すると、レンダリングされたイメージには透かしが入ります。
管理プロセスは、Backburner またはほかのサード パーティ レンダラを使用して自動化することができます。ネットワーク レンダリング中に Backburner を使用してレンダー ジョブとレンダー ノードを管理する方法については、「Backburner によるネットワーク レンダリング」を参照してください。
複数のコンピュータでレンダーを行うには
作業を始める前に、ワークステーションをネットワークに接続しておく必要があります。ワークステーションがネットワーク接続されていない場合は、システム管理者にご依頼ください。
最小限必要なコンポーネントだけをインストールすることをお勧めします。たとえばインストールの際に、マニュアルなど、すべてのオプションをロードする必要はありません。
これはコマンド ラインの Render コマンドを使って手動で行うことができます。自動で行う場合は、簡単なスクリプト手順を使用します。追加のオプションについては、コマンド ラインのレンダー ヘルプ(render -h)を参照してください。
たとえば、次のようになります。
100 フレームのシーンを 4 台のレンダー ワークステーションで分散してレンダーする場合は、次のように入力します。
Maya ファイルでセットとしてレンダラを使用してレンダーするには、-r file フラグを使用してください。
Render -r file -s 1 -e 25filename (1 番目のレンダー用ワークステーション)
Render -r file -s 26 -e 50filename (2 番目のレンダー用ワークステーション)
Render -r file -s 51 -e 75filename (3 番目のレンダー用ワークステーション)
Render -r file -s 76 -e 100filename (4 番目のレンダー用ワークステーション)
Render コマンドで -rep フラグを使用して Maya ソフトウェア ネットワーク レンダリングを自動化することができます。