ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

animDisplay([modelUpdate=string], [refAnimCurvesEditable=boolean], [timeCode=string], [timeCodeOffset=string])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

animDisplay は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

アニメーション ウィンドウで使われる特定の表示オプションを変更します。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

modelUpdate, refAnimCurvesEditable, timeCode, timeCodeOffset
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
modelUpdate(upd) string createqueryedit
アニメーション カーブへの変更を、ディペンデンシー グラフによりどのようにモデルに反映させていくか制御します。有効なモードは「none (なし)」、「interactive (インタラクティブ)」、「delayed (遅延)」です。modelUpdate のオプションが「none」(なし)の場合、アニメーション カーブを変更してもモデルは更新されません(モデルを更新するには currentTime を変更します)。modelUpdate のオプションが「interactive」の場合(これが既定の設定です)、アニメーション カーブがインタラクティブに変更されて、それにつれてモデルが更新されます。modelUpdate のオプションが「delayed」の場合、アニメーション カーブへの最終変更が行われると、モデルが更新されます。modelUpdate が「interactive」または「delayed」 のいずれかに設定されている場合、各コマンドによりアニメーション カーブに変更が加えられると、モデルは更新されます。
refAnimCurvesEditable(rae) boolean createqueryedit
リファレンス ファイルのアニメーション カーブを編集できるかどうかを指定します。
timeCode(tc) string createqueryedit
時間の値を表示する方法をコントロールします。有効な値は、「frame」、「timecode」、「fulltimecode」です。値が「frame」の場合、任意の場所のフレーム内に時間が表示されます。値が「timecode」の場合、タイム スライダ、グラフ エディタ、ドープ シート内のタイムコードに時間が表示されます。値が「fulltimecode」の場合、任意の場所のタイムコード内に時間が表示されます。
timeCodeOffset(tco) string createqueryedit
このフラグは非推奨になりました。レガシー スクリプトは破棄されず存在していますが、このフラグは何も実行しません。タイムコードを設定および照会するには、新しい timeCode コマンドを参照してください。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# If the current time unit were ntsc (30 frames per
# second) frame 50 would be displayed as "00:00:01:20".
#
cmds.animDisplay( timeCode=True )


# Set the display option so that interactive operations
# in the graph editor or dope sheet will cause the
# model views to be updated simultaneously
#
cmds.animDisplay( modelUpdate="interactive" )