ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

assignCommand( int , [addDivider=string], [altModifier=boolean], [annotation=string], [command=script], [commandModifier=boolean], [ctrlModifier=boolean], [data1=string], [data2=string], [data3=string], [delete=int], [dividerString=string], [enableCommandRepeat=boolean], [factorySettings=boolean], [index=int], [keyArray=boolean], [keyString=string], [keyUp=boolean], [name=boolean], [numDividersPreceding=int], [numElements=boolean], [optionModifier=boolean], [sortByKey=boolean], [sourceUserCommands=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

assignCommand は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

このコマンドを使って、ホットキーを割り当てたり、指定したコマンド オブジェクトの内部配列を操作したりすることができます。配列の各オブジェクトには、参照に使う 1 から始まるインデックスが付いています。ホットキー エディタ(Hotkey Editor)でホットキーを割り当てできるので、通常の使用法では、このコマンドを直接使用する必要はありません。

このコマンドは廃止されたため、新しいホットキーの設定には、「ホットキー」コマンドを使用してください。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

addDivider, altModifier, annotation, command, commandModifier, ctrlModifier, data1, data2, data3, delete, dividerString, enableCommandRepeat, factorySettings, index, keyArray, keyString, keyUp, name, numDividersPreceding, numElements, optionModifier, sortByKey, sourceUserCommands
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
addDivider(ad) string edit
「annotated divider」項目をコマンド リストの終わりにアペンドします。
altModifier(alt) boolean edit
このフラグは Alt モディファイアをキーに使用するかどうかを指定します。
annotation(ann) string queryedit
この文字列は、コマンドを説明する英語名です。
command(c) script queryedit
このオブジェクトが、キーまたはメニュー項目にマップされた場合に実行されるコマンドです。
commandModifier(cmd) boolean edit
このフラグでは、Command モディファイアをキーに使用するかどうかを指定します。これは、個別のコマンド キーがサポートされているシステム上でのみ使用可能です。
ctrlModifier(ctl) boolean edit
このフラグは Ctrl モディファイアをキーに使用するかどうかを指定します。
data1(da1) string queryedit
オプション。ユーザ定義データ文字列は nameCommand オブジェクトにアタッチできます。
data2(da2) string queryedit
オプション。ユーザ定義データ文字列は nameCommand オブジェクトにアタッチできます。
data3(da3) string queryedit
オプション。ユーザ定義データ文字列は nameCommand オブジェクトにアタッチできます。
delete(d) int edit
マネージャに大して位置インデックスでオブジェクトを削除するように通知します。
dividerString(ds) string query
渡されたインデックスが「divider」項目に対応する場合、ドライバの注釈が返されます。対応しない場合、ヌル文字列が返されます。
enableCommandRepeat(ecr) boolean edit
このフラグは、コマンドの繰り返しが有効になっているかどうかを指定します。
factorySettings(fs) boolean edit
このフラグは、マネージャを工場出荷時設定にもどします。
index(i) int edit
操作対象のオブジェクトのインデックスです。インデックス値の範囲は、1 から指定した数のコマンド オブジェクトまでです。
keyArray(ka) boolean query
このフラグは、コマンドのすべてのホットキーを返します。
keyString(k) string queryedit
これは、編集モードでコマンドを割り当てるためのキーを指定します。照会モードではこのフラグはキー文字列、モディファイアを返し、コマンドが keyUp または keyDown にマップされているかどうかを示します。
keyUp(kup) boolean edit
このフラグは、コマンドを keyUp または keyDown で実行するかどうかを指定します。
name(n) boolean query
コマンド オブジェクトの名前。
numDividersPreceding(ndp) int query
namedCommand オブジェクト C のインデックスが渡された場合、namedCommands がカテゴリでソートされるときはこのフラグは C が付いた「divider」項目の数を返します。
numElements(num) boolean query
このコマンドはシステムの namedCommands の数を返します。このフラグには、インデックスを指定する必要がありません。
optionModifier(opt) boolean edit
このフラグでは、Option モディファイアをキーに使用するかどうかを指定します。
sortByKey(sbk) boolean queryedit
このキーは、マネージャにキーまたは作成順序でソートするように通知します。
sourceUserCommands(suc) boolean edit
このコマンドはユーザが指定したコマンド ファイルを読み込みます。
フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Print out all the names of the named command objects and the
# hotkeys attached to them.
#
count = cmds.assignCommand(query=True, numElements=True)
print ('There are ' + str(count) + ' named command objects.')

for index in range(1, count+1):
    keyString = cmds.assignCommand(index, query=True, keyString=True)

    if  0 < len(keyString) and keyString[0] != "NONE":
        displayString = '('

        if "1" == keyString[2]: displayString += 'Ctrl+'
        if "1" == keyString[1]: displayString += 'Alt+'
        if "1" == keyString[5]: displayString += 'Command+'
        if "1" == keyString[6]: displayString += 'Shift+'

        displayString += keyString[0]

        if "1" == keyString[3]: displayString += ' Release'
        if "1" == keyString[4]: displayString += ' KeyRepeat'

        displayString += ')'

        print cmds.assignCommand(index, query=True, name=True), displayString