ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

audioTrack([insertTrack=uint], [lock=boolean], [mute=boolean], [numTracks=uint], [removeEmptyTracks=boolean], [removeTrack=uint], [solo=boolean], [swapTracks=[uint, uint]], [title=string], [track=uint])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

audioTrack は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

このコマンドを使用して、シーケンサ(Sequencer)に表示されるオーディオ クリップに関連するトラックの挿入や除去を行います。また、トラックのロックやミュートなどを行うために、トラックの状態を修正することができます。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

shot, audio, sequencer, track

フラグ

insertTrack, lock, mute, numTracks, removeEmptyTracks, removeTrack, solo, swapTracks, title, track
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
insertTrack(it) uint create
このフラグを使用して、指定したトラック インデックスに空のトラックを新たに挿入します。インデックスは 1 ベースです。
lock(l) boolean createqueryedit
このフラグを使用して、指定したオーディオ ノードと同じトラック上にあるすべてのオーディオ クリップを、現在の位置およびトラックでロックするかどうか指定します。
mute(m) boolean createqueryedit
このフラグを使用して、指定したオーディオ ノードと同じトラック上にあるすべてのオーディオ クリップをミュートするかどうかを指定します。
numTracks(nt) uint query
オーディオ トラックの数を照会する
removeEmptyTracks(ret) boolean create
このフラグを使用して、クリップがないすべてのトラックを除去します。
removeTrack(rt) uint create
このフラグを使用して、指定したインデックスのトラックを除去します。クリップが設置されているトラックは除去することができません。
solo(so) boolean createqueryedit
このフラグを使用して、指定したオーディオ ノードと同じトラック上にあるすべてのオーディオ クリップを単独操作するかどうかを指定します。
swapTracks(st) [uint, uint] create
このフラグは、指定した 2 つのトラックの内容を入れ替えるために使用します。インデックスは 1 ベースです。
title(t) string createqueryedit
トラックのタイトルを指定します。
track(tr) uint createqueryedit
自身の trackNumber を使用して操作されるトラックを指定します。

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。


フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

#  Move the audio clip named "audio2" to track 3
#
cmds.audioTrack( 'audio2', track=3 )

# Lock the track containing the audio clip named "audio1"
#
cmds.audioTrack( 'audio1', lock=True )

# Remove any empty tracks
#
cmds.audioTrack(removeEmptyTracks=True)

# audioTrack -q -track audio1;
#
cmds.audioTrack( 'audio1', q=True, track=True )