ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

dbfootprint([allObjects=boolean], [outputFile=string], [type=string])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

dbfootprint は、取り消し不可能、照会可能、および編集不可能です。

このコマンドにより、シーンの特定のパーツのメモリ使用状況を調べることができます。「タイプ」フラグを照会してどのような異なるタイプがあるのかを確認したり、特定のタイプを照会してそれが提供する情報の説明を取得します。すべての出力は JSON 形式であるため、処理や書式設定を簡単に行って関心のある部分をハイライトできます。

戻り値

string要求されたオブジェクトのメモリ使用状況を示す JSON データ
string[]フットプリントの計測を実施できるタイプのリスト(フラグなしの照会)
string特定のタイプが計測するものの説明(「タイプ」フラグによる照会)

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

dbtrace, dbpeek

フラグ

allObjects, outputFile, type
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
allObjects(all) boolean create
指定または選択したオブジェクトを無視し、該当するすべてのオブジェクトを計測します。 「allObjects」の定義は計測するオブジェクトのタイプに応じて変わります。タイプの意味の詳細については、タイプのドキュメントを参照してください。 既定では、オブジェクトを選択または指定していない場合、このフラグが設定されているものとして動作します。
outputFile(of) string create
情報がダンプされるファイルの場所を指定します。既定では、コマンドから値が返されます。特別な名前である stdoutcoutstderrcerr を使用して、標準出力またはエラーの場所にリダイレクトします。
type(t) string createquery
計測するオブジェクトのフットプリントのタイプを指定します。さまざまなタイプが実行時に登録され、値なしでこのフラグを照会することによって表示することができます。値を使って照会した場合は、どの特定のタイプが計測されるかの説明を取得できます。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。


フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.dbfootprint( query=True )
# Result: ['nodes'] #