ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. Python 例.

概要

editRenderLayerGlobals([baseId=int], [currentRenderLayer=name], [enableAutoAdjustments=boolean], [mergeType=int], [useCurrent=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

editRenderLayerGlobals は、取り消し可能、照会可能、および編集不可能です。

すべてのレンダー レイヤに共通するパラメータ値を編集します。baseId や mergeType などのパラメータはプリファレンスとして格納され、currentRenderLayer などのパラメータはファイルとして格納されます。

戻り値

booleanコマンドの成功
string照会モードでは、現在のレンダー レイヤ名
int照会モードでは、マージのタイプ
int照会モードでは、ベース ID

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

renderLayer, render, layer, globals, current, merge

関連

createRenderLayer, editRenderLayerMembers

フラグ

baseId, currentRenderLayer, enableAutoAdjustments, mergeType, useCurrent
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
baseId(bi) int createquery
ベース レイヤ ID を設定します。これは、新しいレイヤが固有 ID の検索を開始する番号です。
currentRenderLayer(crl) name createquery
現在のレンダー レイヤを設定することで、renderLayerManger とすべての DAG オブジェクトが更新され、そのレンダー レイヤのメンバーとして特定されます。このフラグを「useCurrent」と一緒に使用して、アクティブ レイヤに新しい DAG オブジェクトを自動的に追加することもできます。「isCurrentRenderLayerChanging」条件を使用して、現在のレイヤが変更され、シーンへの調整が適用されるタイミングを定義することができます。
enableAutoAdjustments(eaa) boolean createquery
特定のアトリビュート(サーフェス レンダー統計、シェーディング グループの割り当て、レンダー設定)を変更したときに、調整の自動作成を有効にするかどうかを設定します。
mergeType(mt) int createquery
ファイルの読み込む時のマージ タイプを設定します。有効な値は 0 (なし)、1 (番号順)と 2 (名前順)です。
useCurrent(uc) boolean createquery
現在のレンダー レイヤを、すべての新規ノード目的地として使用するかどうかを設定します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.editRenderLayerGlobals( currentRenderLayer='layer1' )

cmds.editRenderLayerGlobals( query=True, currentRenderLayer=True )
# Result: layer1

cmds.editRenderLayerGlobals( query=True, baseId=True )
# Result: 1

cmds.editRenderLayerGlobals( useCurrent=True )

# Enable automatic creation of adjustments
cmds.editRenderLayerGlobals( enableAutoAdjustments=True )