ghosting

ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

ghosting([action=string], [allGhostedObjects=boolean], [allInRange=boolean], [customFrames=int], [enable=boolean], [farOpacity=float], [frames=boolean], [geometryFilter=boolean], [ghostedObjects=boolean], [ghostsStep=int], [hierarchy=boolean], [jointFilter=boolean], [locatorFilter=boolean], [mode=string], [nearOpacity=float], [postColor=[float, float, float]], [postFrames=int], [preColor=[float, float, float]], [preFrames=int], [preset=string], [resetAll=boolean], [useDriver=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

ghosting は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

戻り値

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
action(act)	string
コマンドで実行されるアクションを定義します。有効な値は「ghost」、「unghost」、および「unghostAll」です。「ghost」は選択リスト内のすべての _visible_DAG オブジェクトに対してゴースト化を有効にしようとします。中間トランスフォーム ノードは、軸表示がアクティブな場合のみゴースト化されます。
allGhostedObjects(ago)	boolean
編集モードでのみ機能し、選択したオブジェクトだけでなく、すべてのゴースト化オブジェクトに編集が適用されるように指定します。
allInRange(a)	boolean
作成モードで、キーフレーム モードで再生範囲のすべてのキーフレームを使用するのか、それとも指定した値を使用するのかを示す既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストの全範囲内値を変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトのカスタム ゴーストの全範囲内値も設定します。
customFrames(cf)	int
作成モードで、カスタム ゴースト フレームのリストの既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストのカスタム ゴースト フレームを変更します。特殊なフレーム番号「-9999999」はすべてのカスタム フレームを削除し、コマンド エンジンで空のリストを渡せなくなる問題を回避します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトのカスタム ゴースト フレームも設定します。
enable(en)	boolean
シーン全体でゴーストの可視性を有効または無効にします。これはノードのゴースト化アトリビュートを変更しません。ノードで定義されたゴーストの図面をグローバルに有効または無効にするだけです。これはプリファレンスベースのフラグであるため、異なるゴースト アトリビュート設定で新しいファイルをロードしても、セッション間でその値は保持されます。
farOpacity(fo)	float
作成モードで、現在のタイムから最も遠いゴーストの不透明度値の既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストについて、現在のタイムから最も遠いゴーストの不透明度値を変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトに対して、現在のタイムから最も遠いゴーストの不透明度値も設定します。
frames(f)	boolean
ゴースト化モード、オブジェクトに設定されたパラメータ、現在のタイム(関連する場合)に基づいて、選択したオブジェクトのゴースト フレームの現在のセットを照会します。ゴースト化対応フラグの状態を無視します。
geometryFilter(gf)	boolean
作成モードで、既定のゴースト ジオメトリ フィルタを有効または無効にします。「ghost」アクションが設定された作成モードで、このフラグが false の場合にジオメトリ ノードを省略するように選択のフィルタも行います。
ghostedObjects(go)	boolean
照会モードでのみ機能し、現在ゴースト化されているすべての DAG ノードの名前を検索します。
ghostsStep(gs)	int
作成モードで、ゴースト間のステップ数(キーフレームまたはフレームの数)の既定値を定義します。編集モードで、ゴースト間のステップ数(キーフレームまたはフレームの数)の既定値を変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトのゴースト間の既定のステップ数(キーフレームまたはフレームの数)も設定します。
hierarchy(h)	boolean
ゴースト階層の既定値を有効または無効にします。ゴースト化アクションが設定されていない場合、ノードのゴースト化アトリビュートは変更されません。以降のコマンドが影響を受けるノードのリストにフィルタを適用する方法についての基本設定のみを行います。ゴースト化アクションと組み合わせて使用する場合は、まずプリファレンス値を設定してから、その新しい値をゴースト化アクションのフィルタとして使用します。このフラグを指定しないでゴースト化アクションを指定すると、プリファレンスの現在の値がその場所で使用されます。これはプリファレンスベースのフラグであるため、異なるゴースト アトリビュート設定で新しいファイルをロードしても、セッション間でその値は保持されます。
jointFilter(jf)	boolean
作成モードで、既定のゴースト ジョイント フィルタを有効または無効にします。「ghost」アクションが設定された作成モードで、このフラグが false の場合にジョイント ノードを省略するように選択のフィルタも行います。
locatorFilter(lf)	boolean
作成モードで、既定のゴースト ロケータ フィルタを有効または無効にします。「ghost」アクションが設定された作成モードで、このフラグが false の場合にロケータ ノードを省略するように選択のフィルタも行います。
mode(m)	string
ゴースト化アクションの既定のモードを定義します。適切な値は、「preAndPost」、「pre」、「post」、「custom」、「keyframes」です。
nearOpacity(no)	float
作成モードで、現在のタイムに最も近いゴーストの不透明度値の既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストについて、現在のタイムに最も近いゴーストの不透明度値を変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトに対して、現在のタイムに最も近いゴーストの不透明度値も設定します。
postColor(poc)	[float, float, float]
作成モードで、現在のタイムの後のゴーストのカラーの既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストの現在のタイムの後のゴーストのカラーを変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトに対して、現在のタイムの後のゴーストのカラーも設定します。
postFrames(pof)	int
作成モードで、現在のタイムの後のゴースト化されたフレーム数の既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストの現在のタイムの後のゴースト化されたフレーム数を変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトに対して、現在のタイムの後の既定のゴースト化されたフレーム数も設定します。
preColor(prc)	[float, float, float]
作成モードで、現在のタイムの前のゴーストのカラーの既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストの現在のタイムの前のゴーストのカラーを変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトに対して、現在のタイムの前のゴーストのカラーも設定します。
preFrames(prf)	int
作成モードで、現在のタイムの前のゴースト化されたフレーム数の既定値を定義します。編集モードで、すべてのゴーストの現在のタイムの前のゴースト化されたフレーム数を変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトに対して、現在のタイムの前の既定のゴースト化されたフレーム数も設定します。
preset(p)	string
ゴースト化プリセットの既定のモードを定義します。有効な値は、「1s」、「2s」、「4s」、「5s」、「10s」、「Custom」です。「Custom」以外を設定した場合は、プリセットのステップ値を使用して、3 つ前のフレーム、3 つ後のフレームのゴーストが修正されます(たとえば、「2s」を設定すると、2 番目のフレームまたはキーフレームごとにゴーストが表示されます)。
resetAll(r)	boolean
すべてのゴースト化オプションを既定値にリセットします。使用の際は注意してください。
useDriver(ud)	boolean
作成モードで、既定のゴーストのドライバ使用値を有効または無効にします。編集モードで、既存のすべてのゴーストのドライバ使用値を変更します。「ghost」アクションが設定された作成モードで、選択したオブジェクトのドライバ使用値も設定します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds


import maya.cmds as cmds

# Turn off all ghost drawing
cmds.ghosting( enable=False )

# Change the default actions to prevent walking down the DAG hierarchies when finding objects to ghost/unghost
cmds.ghosting( hierarchy=False )

# Ghost the selected objects
cmds.ghosting( action='ghost' )
# Result: "OBJECT1" #

# Unghost the selected objects
cmds.ghosting( action='unghost' )
# Result: "OBJECT1" #

# Unghost all objects
cmds.ghosting( action='unghostAll' )
# Result: "OBJECT1" #

# Set the mode to use only keyframes as specified, rather than every one in the playback range for ghosts
cmds.ghosting( mode='keyframes' )
cmds.ghosting( allInRange=False )

# Set three custom ghost frames
cmds.ghosting( mode='custom' )
cmds.ghosting( customFrames=-9999999 )
cmds.ghosting( query=True, customFrames=True )
# Return: [] #
cmds.ghosting( customFrames=[1,2,50] )

# Set the opacity of the ghost farthest from the current frame
cmds.ghosting( farOpacity=0.01 )

# Query the current list of ghost frames using the ghost parameters on OBJECT1
cmds.ghosting( OBJECT1, query=True, frames=True )
# Return: [1.0, 2.0, 50.0] #

# Make future ghosting actions skip geometry objects (e.g. meshes)
cmds.ghosting( geometryFilter=True )

# Get the list of currently ghosted objects
cmds.ghosting( query=True, ghostedObjects=True )
# Return: OBJECT1 #

# Change the number of ghosted frames after the current time to 2
cmds.ghosting( postFrames=2 )

# Change the number of ghosted frames before the current time to 5
cmds.ghosting( preFrames=5 )

# Change the step between ghosts to be 2
cmds.ghosting( ghostsStep=2 )

# Make future ghosting actions skip joints
cmds.ghosting( jointFilter=True )

# Make future ghosting actions skip locators
cmds.ghosting( locatorFilter=True )

# Change the ghosting mode to only have ghosts before the current frame
cmds.ghosting( mode='pre' )

# Set the opacity of the ghost closest to the current frame
cmds.ghosting( nearOpacity=0.1 )

# Set the color of ghosts after the current time to be green
cmds.ghosting( postColor=[0.0, 1.0, 0.0] )

# Set the color of ghosts before the current frame to red and modify all existing ghosts to use that color
cmds.ghosting( edit=True, allGhostedObjects=True, preColor=[1.0, 0.0, 0.0] )
# Return: OBJECT1 #

# Set the preset to show every other ghost
cmds.ghosting( preset='2s' )

# Set the preset to show 5 pre frames, 2 post frames, at every 5th frame
cmds.ghosting( preset='Custom' )
cmds.ghosting( preFrames=5 )
cmds.ghosting( postFrames=2 )
cmds.ghosting( ghostsStep=5 )
cmds.ghosting( mode='preAndPost' )

# Reset all cmds.ghosting(  parameters to their default values
cmds.ghosting( resetAll=True )
# Return: True #

# Set the use-driver default for the ghosts
cmds.ghosting( useDriver=True )