ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

objectCenter( object , [gl=boolean], [local=boolean], [x=boolean], [y=boolean], [z=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

objectCenter は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

このコマンドは、指定したオブジェクトのバウンディング ボックスの中心の座標を返します。1 つの座標だけを指定した場合、浮動小数点数として返します。座標がまったく指定されていない場合、x、y、z を含む浮動小数点数の配列が返されます。複数の座標を指定した場合、1 つだけが返されます。

戻り値

float[]中心を求められた場合(既定)。
float1 つの座標だけが指定した場合。

フラグ

gl, local, x, y, z
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
gl(gl) boolean create
グローバル座標の位置の値を返します(既定)。
local(l) boolean create
ローカル座標の位置の値を返します。
x(x) boolean create
X の値だけを返します。
y(y) boolean create
Y の値だけを返します。
z(z) boolean create
Z の値だけを返します。
フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# create a simple hierarchy
cmds.polyCube( name='a' )
cmds.polyCube( name='b' )
cmds.parent( 'b', 'a' )
cmds.move( 3, 0, 0, 'a', localSpace=True )
cmds.move( 2, 2, 2, 'b', localSpace=True )

X_COORD = cmds.objectCenter('b',x=True)
# Result: 5 #

# Get the center of the bounding box of b in local space
XYZ = cmds.objectCenter('b', l=True)
# Result: 2 2 2 #

# Get the center of the bounding box of b in world space
XYZ = cmds.objectCenter('b', gl=True)
# Result: 5 2 2 #

# Get the center of the bounding box of a in world space
XYZ = cmds.objectCenter('a', gl=True)