ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

sceneLint([issueType=string], [verbose=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

sceneLint は、取り消し不可能、照会可能、および編集不可能です。

{ "sceneLint" : { "ISSUE_CODE" : { "description" : "DETAILED_DESCRIPTION_OF_ISSUE", "mitigation" : [ // List of mitigations that can be applied { "objects" : [ LIST_OF_STRINGS_NAMING_OBJECTS_TO_WHICH_IT_APPLIES ], "benefit" : DESCRIPTION_OF_HOW_THE_CODE_MAKES_THE_SCENE_BETTER, "description" : DESCRIPTION_OF_WHAT_THE_CODE_DOES, "code" : PYTHON_MITIGATION_CODE_WITH_LOOP_OVER_INSTANCES } ] } } }

sceneLint コマンドは、現在ロードされているシーンを解析して、パフォーマンスやメモリ使用量の改善、または乱雑さの軽減を実現できる可能性のある領域を特定します。

照会モードでは、実行可能なチェックリストを返します。各チェックには、特定のチェックを実行するためにコマンドに渡すことができる短縮形が関連付けられています。

作成モードでは、問題点と、記述されている問題の解決方法を提案する軽減策からなる JSON 形式のリストが文字列として返されます。

軽減用のコードおよび引数を抽出して、Python コード exec(code, {}, {'OBJECTS' : objects}) を実行すると、軽減策を自動的に実行できます。

戻り値

stringシーン内で問題を引き起こす可能性のある問題を示す、JSON 形式の結果です。
string[]照会した場合、issueType は指定したシーンの問題の説明、および役に立つ値を示します。
string[]照会した場合、すべての issueTypes の名前別リストを返します。

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

debug, performance

フラグ

issueType, verbose
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
issueType(i) string createquerymultiuse
チェックする問題タイプのセットを指定します。省略した場合は、すべての既知の問題タイプがチェックされます。照会モードでは、特定の問題タイプでチェックする内容の説明を返します。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。

verbose(v) boolean createquery
設定されている場合は、使用可能な問題タイプのリストを照会するときに、名前および説明を含めます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Query the list of available issue types
cmds.sceneLint( query=True )
# Return: ['FOO', 'BAR', 'BAZ'] #

# Find all scene issues
cmds.sceneLint()
# Return: '{ "sceneLint" : ... }' #

# Get more information on the "FOO" issue type
cmds.sceneLint( issueTye=['FOO','BAR'], query=True )
# Return: ['FOO', 'FOO_DESCRIPTION', 'BAR', 'BAR_DESCRIPTION'] #

# Run only the "FOO" issue check
cmds.sceneLint( issueTye='FOO' )
# Return: '{ "sceneLint" : ... }' #