ユーザ基本設定を除去することは、Mudbox で発生する可能性のある問題をトラブルシューティングする際の最初のステップとして最適です。ディレクトリを名前変更したり除去することによってユーザ基本設定を除去すると、次回 Mudbox を実行するときに新しい基本設定が作成されます。これによりツールやオプションが既定値に更新され、経験したことがない、または想定していなかったツールの動作や、Mudbox を実行する際のその他の問題を簡単に解決できる場合があります。
ヒント: Mudbox の新しい修正パッチ、サービス パック、または更新されたバージョンをインストールする際は、Mudbox を常にスムーズに実行できるようにするために、ユーザ基本設定を除去することが特に有効です。
基本設定を除去する前に、影響を受けるディレクトリにデータを保存していたかどうか確認し、必要に応じてバックアップを作成してください(たとえば、¥data¥Stamps ディレクトリや ¥data¥Stencils ディレクトリにイメージを保存していた場合など)。
ユーザ設定をすべて除去するには
- 以下のディレクトリを探します。
Windows<so>Windows
- <ドライブ>:¥My Documents¥Mudbox¥
<バージョン>
¥
Mac OS X
- /Users/<ユーザ名>/Library/Preferences/Mudbox/
<バージョン>
/
- /Users/username/Library/Application Support/Autodesk/Mudbox
<バージョン>
/
Linux
- /home/<ユーザ名>/Mudbox/
<バージョン>
/
- ディレクトリを削除するか、コピーを保持する場合はディレクトリの名前を変更します(/2013_backup/ など)。
ディレクトリの名前を変更すれば、このプロセスによって問題が解決しない場合でも、基本設定を復元することができます。
次回 Mudbox を起動するときに、同じ場所に既定の設定が作成されます。
重要: より反復的なトラブルシューティングの Technique を用いる場合は、ユーザ設定のディレクトリのサブセットのみを除去するとよいでしょう。たとえば、まず ..\
<version>
\settings フォルダのみを削除して、発生している問題が解決するかどうかを確認します。問題が解決しない場合は、..\
<version>
\data\trays、次に ..\
<version>
\data\paths という具合に削除していきます。