フィールド タイプ

注:

Fusion ユーザの場合、この機能はコンポーネントや図面のワークスペースでは使用できません。システム ワークスペースの詳細を参照してください。

フィールド タイプは、Fusion Manage ワークスペースでデータがどのように入力、保存、表示されるかを決定します。各フィールド タイプは、 [アイテムの詳細][グリッド][部品表][調達][ワークフロー アイテム] タブにおけるデータの形式と動作をコントロールします。

フィールドを作成する際は、保存したいデータの種類に合ったフィールド タイプを選択します。フィールド タイプをサポートしないタブについては、フィールドの説明に記載されます。

フィールド タイプ 説明
自動番号 数式に基づいて自動生成された英数字の値を表示します。ワークスペースに新しいアイテムが追加されるたびに値が増加します(読み取り専用)。
整数 整数値を表示します(例: 1、25、300)。
浮動小数点 小数を含む数値を表示します(例: 1.25、3.0、42.75)。
マネー 通貨形式で金額を表示します(例: $10.50、€99.00)。
日付 標準的で有効な形式の日付を表示します(例: 2025-11-19)。
単一行テキスト 名前などの 1 行のテキストを表示します。
段落 複数行のテキストが表示されます。改行とキャリッジ リターンは保持されます。
改行がない段落 複数行のテキストが表示されます。改行またはキャリッジ リターンは保持されません。
チェック ボックス 選択肢のセットから 1 つ以上の選択可能なオプションを表示します。
イメージ イメージが表示されます。
URL Web アドレスへのアクティブなリンクが表示されます。
電子メール 有効な形式の電子メール アドレスを表示します(例: user@example.com)。
CSV カンマ区切り形式でデータを入力できます。
Flash ワークスペース内に Flash オブジェクトを埋め込むことができます。
BOM 計測単位ピックリスト BOM マネージャで定義済み一覧から単位(UOM)を選択できます(「計測単位」を参照)。
派生 別のワークスペースで選択したアイテムから取得したデータが表示されます( [アイテムの詳細] タブでのみサポートされます)。派生フィールドの作成手順については、「派生フィールド」を参照してください。
ピックリスト: あらかじめ定義された値の一覧から選択できます。一覧はユーザが定義するか、別のワークスペースから取得できます(「ピックリスト マネージャ」を参照)。ピックリスト フィールドの作成手順については、「ピックリスト フィールド」を参照してください。ピックリスト フィールドには、追加のフィールド タイプもあります。
  • ラジオ ボタン: ピックリストの値をラジオ ボタンとして表示し、1 つだけ選択できるようにします。
  • 単一選択: ピックリストから 1 つの値を選択できます。
  • 最初の値を既定として表示: ピックリスト内の最初の値を自動的に既定値として表示します。
  • 最後に保存したラベルを保持: ピックリストから後で削除された場合でも、最後に保存されたピックリストの値をフィールド内に保持します。値は、 [レポート][グリッド][リンク アイテム][部品表] 、および [調達] タブで保持されます。
  • 複数選択: ピックリストから複数の値を選択できます。
  • 最新バージョン: ピックリストで選択されたアイテムの最新バージョンを表示します。リビジョン管理されたワークスペースのレコードを使用するピックリストでのみ利用可能です。
  • フィルタ基準: 別のピックリスト フィールドで選択された値に基づき、1 つ以上のピックリスト フィールドで利用可能な値をフィルタします。[アイテムの詳細][グリッド][部品表][調達] タブでのみサポートされています。注: フィルタされたピックリストは、ワークスペース ピックリストで、かつすべてのフィールドが同じピックリストを参照している場合にのみ機能します。

ロールアップ フィールド

ロールアップ フィールドは、BOM 全体で入力フィールドの計算値を表示します。次のフィールド タイプをロールアップできます。

これらのいずれのフィールドもロール アップのソースとして使用できます。ロールアップが適用されると、そのフィールドに対して関数が実行され、結果が BOM の各行に表示されます。最終的なロールアップ合計は、BOM の下部に表示されます。詳細については、「ロールアップ フィールド」を参照してください。